【ココロの健康のために】CA州公認心理カウンセラーが伝える正しい心理学

落ち込みたくない、心配しすぎたくない、子育てで悩みたくない。そんなあなたに、「うつ病と不安、子どもとその家族」専門のCA州公認心理カウンセラーが、心に関しての正しい知識や対処法をお教え致します。

2021年10月 12日更新

第14回 : 心の病の症状なのに、体調不良と軽視されがちな5つの身体症状

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

日本では、心の病を正しく理解されていないことが頻繁に見受けられます。これは、心理カウンセリングなど、専門家からの介入の遅延につながり、心の病の悪化につながりかねません。その一つとして、体の症状の原因が、実は心の病であるにもかかわらず、体調不良として軽視してしまうと頻繁に耳にします。今回は、心の病のサインかもしれない体の症状についてお話します。心と体はつながっています。もし、お医者さんが検査などをしても特に異常が見当たらない場合、心の病である可能性を考えて頂いた方が良いでしょう。

以下の症状は、その代表的なものです。

腹痛

腹痛や下痢などの症状は、不安障害やパニック障害の可能性を示唆します。人間は心配して当然の生き物ですが、それが度を過ぎてしまうと胃酸が強くなることが分かっています。その結果として、腹痛や下痢になってしまうことも十分あり得ます。

動悸

不整脈と疑って、お医者さんに調べてもらっても異常が見当たらない場合、この症状も心の病の可能性があります。心配し過ぎた結果、鼓動が早くなることは、体の性質上当然のことです。この症状も不安障害やパニック障害の可能性があるかもしれません。

睡眠の問題

睡眠と心は非常に密接なつながりがあります。睡眠がうまく取れていないのに、心の病を治せた人を今まで診たことがないといっても過言ではないほどです。まず、うつ病の症状の一つに睡眠障害があるほどなので、まずはうつ病の可能性が一つ。また、不安障害の場合も一つの症状で、考え過ぎてなかなか寝られないというお話は、不安障害でお悩みの方から頻繁にお聞きします。

また、睡眠の問題は大きく分けて三つあります。寝付きにくい、途中で起きてしまう、そして寝過ぎてしまうことです。このどれもが睡眠の問題を示唆しており、軽視しては心の健康に良くありません。

常に疲れている感じがする

この症状もまた、うつ病の可能性を示唆しています。もちろん、心の病が全くなくても疲労感が残っていることはいくらでもあります。しかし、いつものように元気が出ない、やる気が出ないといった症状が数週間続いている場合は要注意です。

頭痛

頭痛と心の病も密接な関係にあります。頭痛そのものが心の病を引き起こしてしまうことも分かっています。逆に、頭痛が心の病の症状であることもあります。後者の場合、不安障害やパニック障害の可能性があります。また、頭痛と不安障害に苦しむ人の多くはうつ病で苦しんでいる可能性も非常に高いことも分かっています。

うつ病・不安障害に関する記事リスト

「カリフォルニア州公認心理カウンセラー荒川龍也のブログ」より

以上、今回は体の症状と心の病のつながりについてご説明致しました。正しい知識を得て、お役に立てて頂ければ幸いです。

荒川龍也 LMFT (#82425)
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

2021年10月 12日更新

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Columnist's Profile

カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)荒川龍也(Tatsuya Arakawa Therapy)

富山生まれ、名古屋育ち。小学校高学年頃からいじめなどが原因で心の病を患う。中学時には教師からの体罰に苦しみ、いじめが原因で不登校に。16歳で高校中退。2年間のカウンセリングを受けた後、夜間高校に入学。老人ホームでのボランティアで人の話を聞くことで聞く事の喜びを学ぶ。すぐに学校を辞めてしまう生徒が多い夜間高校で、話を聞くことにより下級生の高校中退を何度も防ぐことができ、話を聞くことの力を知る。この頃アメリカに短期留学し、魅了される。愛知県の大学院教授にアメリカは日本より100年心理学が進んでいるといわれ、心理カウンセラーを目指して渡米。カリフォルニア州立フラトン校大学院カウンセリング専攻卒業。大学院卒業後、3000時間のインターン時間を終え、国家試験を二つ合格し、現在のカリフォルニア州公認心理カウンセラーの資格を取得。子どもとその家族、重度の精神障害者とその家族、薬物中毒のクライアント等、多岐にわたり経験を積む。現在はトーランスで開業し、カウンセリングを提供。専門は、子どもとその家族、不安とうつ病。

Tatsuya Arakawa Therapy

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