カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)
荒川龍也 Tatsuya Arakawa Therapy tatsuya.arakawa.lmft@gmail.com

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第27回 : 
アダルトチルドレンではない親が、子どもをアダルトチルドレンにしてしまわないために

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第1回 : 
不安・心配の対処法~ポジティブ思考に騙されるな!
第2回 : 
親が変わらなければ子どもは変わらない~子どもの心の健康のために、親御さんができること・するべきこと~
第3回 : 
落ち込んでもいい、落ち込み続けなければ~ 悲しい・落ち込んだ気持ちへの対処法
第4回 : 
子どもが心の病を患っている時の“サイン”とは
第5回 : 
ストレスは、「解消」するのではなく「共存」する
第6回 : 
なぜ、薬だけでは心の病が治らないことがあるのか
第7回 : 
その性格、変えられます!
第8回 : 
「先送り」のメカニズムとその対処法
第9回 : 
不登校
第10回 : 
不登校 2
第11回 : 
マインドフルネスに関する5つの誤解
第12回 : 
自分を大切にするためにできる4つのセルフケア
第13回 : 
大事な人やモノを失ったときに経験する5つのステージ
第14回 : 
心の病の症状なのに、体調不良と軽視されがちな5つの身体症状
第15回 : 
役立つように思えて実は心の健康にNG!人間をロボット扱いする3つの間違った方法
第16回 : 
心の健康に悪影響を及ぼしやすい3つの日本文化の闇
第17回 : 
アダルトチルドレン~実はあなたもアダルトチルドレン?
第18回 : 
アダルトチルドレン2  ~生きづらさから解放されるために
第19回 : 
機能不全家族
第20回 : 
機能不全家族 2
第21回 : 
機能不全家族 3
第22回 : 
機能不全家族でなくなるためにできる3つのこと
第23回 : 
アダルトチルドレンがアダルトチルドレンを生み出してしまう
第24回 : 
アダルトチルドレンがアダルトチルドレンを生み出してしまう 2
第25回 : 
アダルトチルドレンがアダルトチルドレンを生み出してしまう 3
第26回 : 
アダルトチルドレンが「子どもをアダルトチルドレンにしないため」にできる4つのこと
第27回 : 
アダルトチルドレンではない親が、子どもをアダルトチルドレンにしてしまわないために

【ココロの健康のために】CA州公認心理カウンセラーが伝える正しい心理学

落ち込みたくない、心配しすぎたくない、子育てで悩みたくない。そんなあなたに、「うつ病と不安、子どもとその家族」専門のCA州公認心理カウンセラーが、心に関しての正しい知識や対処法をお教え致します。

2022年11月 21日更新

第27回 : アダルトチルドレンではない親が、子どもをアダルトチルドレンにしてしまわないために

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

過去3回のコラム第23回第24回第25回では、アダルトチルドレンがどのようにして自分の子どもをアダルトチルドレンにしてしまうのかをご説明しました。また前回のコラムでは、アダルトチルドレンが「子どもをアダルトチルドレンにしないため」にできる4つのことをお話ししました。今回は、たとえ親がアダルトチルドレンでなかったとしても、子どもをアダルトチルドレンにしてしまいかねないことについてお話したいと思います。

子育ては瞬間が勝負であり、家庭外での人間関係と一緒で、常に気を付けている必要があります。家庭外の人間関係とは大きく違う点は、子どもが生まれた瞬間からどちらかがこの世からいなくなるまで人間関係は続くということです。親も人間なのでミスをするのは当然です。どのようなミスでもそうですが、問題はミスをした後にどのように立ち上がるかなのです。しかし、どれだけ健全な家庭で育てられて自分がアダルトチルドレンでなかったとしても (アダルトチルドレンについての詳細は第17回コラムを参照)、子育てにおいて大きなミスをし続けてしまった場合、それは子どもの現在そして将来の生きづらさを生み出し、アダルトチルドレンにしてしまいかねません。以下に代表的な状況をまとめました。

思春期の子どもへの対応

子どもが思春期になれば、大人に対して反抗的になるのは当然のことです。なぜならこの年齢の子どもは「自分とは何か」を探すのが仕事であり、そのために一番の近道に見えるのが、「親と違うことをするのが自分」という意味だとまずは考えるように人間はできているのです。

よって、反抗期などというネガティブなくくりで子どもを扱うのは決して良くありません。なぜなら、親とは違う言動や親に対して物事をはっきり言うようになる等、いわゆる「反抗期」と呼ばれる言動は、ある程度は成長過程として健全なことだからです。

しかし、非常に多くの親が子どもが反抗的になることを「悪」と捉えてしまい、抑え込もうとしてしまうことがほとんどです。その結果として、子どもが心の病になってしまい、私に連絡が来るということも少なくありません。

このように押さえつけられた子どもというのは、自分の存在価値は無いと考えてしまったり、親の顔色をうかがいながら生活しなくてはいけないという家庭内での行動を家庭外でも同じようなことをしてしまい、結果として自分自身を見失ってしまう等、子どもを苦しめてしまうことにつながってしまい、生きづらさを強く感じ、大人になってからアダルトチルドレンになりかねません。

引っ越しをした後の子どもへの対応

親の仕事の都合で、日本から渡米したご家族のお子さんに関して連絡を頂くことが頻繁にあります。子どもの時に海外に引っ越すことがどのように悪影響を及ぼすかを親が軽視してしまって、結果として子どもが心の病になってしまうというケースがほとんどです。

海外への引っ越しに限らず、引っ越すということは大人ですら非常に心に対して負荷のかかることですので、それが子どもであれば大人の何倍も負荷がかかっていると考えるべきでしょう。

負荷の例

  • 今までの友人関係が存在しない
  • 全く違う言語
  • 全く違う文化
  • 交通手段の違い

上記は代表的な例に過ぎず、他にも個々によってさまざまな「以前暮らしていた場所との違い」というのがあり、それが大きな負荷となるのは当然のことです。

このような問題が発生した際に、子どもの問題にうまく対応してあげなければ、アダルトチルドレンになってしまいかねません。

以上、参考になれば幸いです。

次回もこのテーマについてお話致します。

2022年11月 21日更新

アダルトチルドレンの方のためのオンラインコースのご案内

アダルトチルドレンからの脱却には正しい知識を得て、心理カウンセリングを受けることが一番の近道です。しかし、費用などのさまざまな理由で心理カウンセリングを受けられない方が大変多いことに気付きました。そして、残念ながらそういう方はインターネットで対処法などを探すのですが、日本の精神医療の大幅な遅れが原因で正しい情報ではなく間違った情報を得てしまい、それがさらにアダルトチルドレンの状態を悪化していることにも気付きました。

このような方のために、心理カウンセラーとして自分に何ができるかを考えオンラインコースを作成いたしました。こちらが詳細になります。

オンラインコースでは、心理学先進国である米国の大学院を卒業した心理カウンセラーから、正しい心理学の情報によるアダルトチルドレンからの脱却法を学んで頂くことで、生きづらさの緩和が期待できます。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

ご質問等があれば、メール(tatsuya.arakawa.lmft@gmail.com)、
もしくは下記フォームよりお気軽にご連絡ください。30分間の無料コンサルテーションも提供しています。

荒川龍也 LMFT (#82425)
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

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Columnist's Profile

カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)荒川龍也(Tatsuya Arakawa Therapy)

富山生まれ、名古屋育ち。小学校高学年頃からいじめなどが原因で心の病を患う。中学時には教師からの体罰に苦しみ、いじめが原因で不登校に。16歳で高校中退。2年間のカウンセリングを受けた後、夜間高校に入学。老人ホームでのボランティアで人の話を聞くことで聞く事の喜びを学ぶ。すぐに学校を辞めてしまう生徒が多い夜間高校で、話を聞くことにより下級生の高校中退を何度も防ぐことができ、話を聞くことの力を知る。この頃アメリカに短期留学し、魅了される。愛知県の大学院教授にアメリカは日本より100年心理学が進んでいるといわれ、心理カウンセラーを目指して渡米。カリフォルニア州立フラトン校大学院カウンセリング専攻卒業。大学院卒業後、3000時間のインターン時間を終え、国家試験を二つ合格し、現在のカリフォルニア州公認心理カウンセラーの資格を取得。子どもとその家族、重度の精神障害者とその家族、薬物中毒のクライアント等、多岐にわたり経験を積む。現在はトーランスで開業し、カウンセリングを提供。専門は、子どもとその家族、不安とうつ病。

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