วิวินาวิ : ลอสแอนเจลิส : (สหรัฐอเมริกา) Los Angeles

• Mr.カブリツキ
• 2002/09/21 (Sat) 12:53
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　確かに、昨年の同時多発テロの後、アフガニスタンへの制裁攻撃に対して、世間では戦争反対の声もあった。しかしマスコミはそれを取り上げず、ワールドトレードセンターやペンタゴンの犠牲者、勇猛果敢に救出作業を行なったFDやPDのことばかり画面に登場させ、そのかたわらで、オノヨーコのピース運動や戦争反対のデモ行動は、全米の人にはあまり知らされなかった。戦争は制裁であって、報復ではない。そういうイデオロギーも植え付けられた。けれどアフガニスタン攻撃は仕返し以外のなにものでもない。ゴアとの僅差でやっとこさ大統領になれた二代目ブッシュが、バカ息子のレッテルを剥がす絶好のチャンスだった。おかげで正義の味方、実行力のある大統領となれた(と自分では思っている)彼は、またジリジリとスーパーマンの皮がはがれてきているのを心配して、また強い大統領を維持するためにイラク攻撃を実行しようとしている。そんなわがままなアメリカについてゆけず、今回の戦争には参加しないと言う先進国も増えつつある。ただ、小泉さんは、ブッシュとの強い絆を保つためにまた法律改正を考えているようですけど。
　本当に世界が必要としていることはなんなんでしょうか。思想の違いがあれば必ずといっていいほどそこに争いは起きる。しかしそれが正しいとは死んでも言いたくない。アメリカは世界をリードしてゆくようなそぶりを見せているけど、結局はアメリカイズナンバーワン、自国が可愛いのであって、この星、ひとつの世界と言う考え方は持っていない。それにすぐに自分を正当化してしまうところもこの国の国民性を表している。なぜ同時多発テロが起きたのか、アメリカはまったくの被害者であって何の責任もないのか、今までアメリカはアメリカの外で何をしてきたのか、国民はなんにも知らない。教えようともしない。同時多発テロを正当化するつもりは微塵もないが、アフガンの気持ちになれば、今まで虐められてきたことへのしっぺ返しとも解釈できる。そして世界が本当にひとつになって平和になるために、人と人が傷つけあうことなく解決する方法を話し合う機会すら持たず、すぐにピストルを持とうとするアメリカに、世界人としてなにかしなければならないと思う。
　どうしてもと言うなら、フセインとブッシュが国連設定のリングの上で、素手で戦って決着すれば良い。けれどイラクを攻撃すればまず被害に遭うのは何の責任もない一般人だ。アメリカ人は自国が攻撃された経験がないから簡単にイラク攻撃に賛成する。明日にも爆撃機が自分の町を襲うかもしれないと言う不安、愛する家族がその犠牲になるかもしれない心配、それを決して望まないことは同時多発テロで経験、誓約したはずなのに。ブッシュのプライドのために地球上の誰かが殺されるのはもうご免だ。そんな大統領の存在そのものに疑問を感じてしまう。
　僕ら日本人は、今のところ戦争に行くことはない。日本が戦場になることもすぐにはないだろう。だから戦争はよそ事だ。関係ないねと言う若者もいるかもしれない。けれど考えて欲しい。ある思想、ある政策のために人が殺されてゆくことを。せめてそれに対してNo!と言える国際人になりたい。頼むから「ウザイ！」なんて言って欲しくない。みなさんの意見をお待ちしています。
Imagine all the people living life in peace.