Vivinavi : 로스앤젤레스 : (미국) Los Angeles

• 読書好き
• 2006/06/02 (Fri) 19:30
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「プリズンホテル」が好きなら、奥田英朗の「イン・ザ・プール」はどうでしょう？
名医かヤブかわからない、型やぶりの精神科医のもとに、心の病を持った患者たちが次々に訪れてエピソードを繰り広げていきます。病人達の話ですが、全く暗くならず、笑いあり、暖かさありの後味爽やかな作品です。
気にいったら、この精神科医シリーズの続編「空中ブランコ」を読んでみて下さい。

その他では、小川洋子さんの「博士の愛した数式」。
事故で８０分しか記憶が持たない数学者と家政婦、その子供の優しさと愛情が日常生活に中に綴られていきます。読んでいてほのぼのとした気持ちになります。ただし、話に盛り上がりがあるというわけではないので、そういうのを期待するならこの本じゃないほうがいいかも。

「生協の白石さん」もおすすめです。
農工大生が生協宛てに書いたリクエストや質問に白石さんが回答するものです。１時間位で読めてしまいますが、白石さんのユーモアと誠実な人柄があふれる回答に、思わずふきだしたり、感心させられたりします。ベストセラーになったのがうなずける作品です。

• ケエコ
• 2006/06/02 (Fri) 21:10
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東野圭吾の｢白夜行｣おもしろかったですよ。
売れてる作家でドラマにもなってるみたいだから、もうご存知かもしれませんね。
分厚い本で、最初は登場人物が多くてやっかいだと思いましたが、途中から話が見えてきたらあとは一気読みしました。
殺人事件や刑事が出てくるエンタメ系ですが、キャラがよく描けていて、文学系が好きな人も楽しめると思います。