วิวินาวิ : ลอสแอนเจลิส : (สหรัฐอเมริกา) Los Angeles

会社を通して雇用ベースでグリーンカードを申請する場合には、現在、約3年を要しています。

プロセスは以下の通りで、以下の5つの審査に分けられます。

1. 規定給料（Prevailing Wage）の設定
2. 人材募集広告
3. Labor Certificationの申請
4. I-140の審査
5. I-485（あるいはConsular Processingを通して）の申請

4.の「I-140の審査」は、主にスポンサーとなっている会社が、そして5.の「I-485（あるいはConsular Processing）」は、申請者自身がその主な審査の対象となります。今後の予想は難しいですが、現在では、1.「規定給料（Prevailing Wage）の設定」に7～8カ月、2.「人材募集広告」に2カ月、3.「Labor Certificationの申請」に12～14カ月、4.「I-140の審査」に5～8カ月を要しています。

あなたの場合は、上記の3.「Labor Certificationの申請」、あるいは4.「I-140の審査」までが終わっている段階であると予想します。

そもそも、H-1Bは更新および雇用主の変更が可能ですが、最大で6年間の制限があります。また、あなたが、5.「I-485の申請」を行う段階において、アメリカに合法的に滞在しているステータスがないと申請を行うことはできません（一部の例外を除く）。ここで言う例外とは、合法的なステータスが切れた後、半年以内であれば、I-485を申請することは可能ですが、合法的な就労ができなくなるので、あなたの場合はお勧めできません。

「I-485の申請」は、あなたが言うように、順番待ちがあり、Priority Dateの順番が回ってこない限り申請を行うことができません。この順番については、Department of State（国務省）のウェブサイト 「The Visa Bulletin」 と移民局のウェブサイト「Adjustment of Status Filing Charts from the Visa Bulletin」で確認することができ、またこの両方のウェブサイトにおいて、あなたの番を待つ必要があります。注意しないといけないことは、仮に今から3カ月の間に、Priority Date の順番が来たとしても、「I-485の申請」後、就労許可が下りるのに3～5カ月を要するので、H-1Bが切れた後、H‐1Bを更新しない限り、就労許可が出るまでの間、滞在はできるものの働くことができなくなることです。

あなたが、3.「Labor Certificationの申請」、もしくは4.「I-140の審査」までが終わっている段階であると予想した場合、今後の対策として以下の方法が考えられます。

Labor Certificationの認可がまだ得られていない状態で、さらにH-1Bの残りの期間が少ない場合は、次の方法が考えられます。H-1Bを使い始めてから現在に至るまでで、アメリカ国外に滞在した日にちを計算します。この合計日数分は、H-1Bの6年間を超えてもH-1Bを更新することが可能です。もし、この日数でもLabor Certificationの申請開始日から1年を経過するのに充分でない（あるいはアメリカ国外に出国したことがないような）場合は、足りない日にちを計算し、その日にちの分を日本などのアメリカ国外で滞在し、帰国後、H-1Bの延長を行うことにより、Labor Certificationの申請後から1年が経過した状態を作ることができます。

この場合、H-1Bの更新がさらに3年間可能です。残りの期間が後3カ月しかありませんが、3カ月以内に申請書を移民局に提出することさえできれば、移民局の認可を待たずして、現在のH-1Bの有効期限を超えても継続して滞在・就労することが可能です。

I-140の申請を終えていなくても、Labor Certificationの申請を行った後、1年以上を経過していれば、H-1Bの1年間の更新が可能です。そうでない場合は、今すぐ「I-140の申請」を通常の申請料に 2,805ドルを追加で払うことにより、Premium Processingにて、通常3カ月程度かかる申請期間を15日間に縮めて認可を取ることができれば、3年間のH-1Bの延長が可能です。

なお、上記に挙げた「3年更新」や「1年更新」のルールは、H-1Bのスポンサー会社とグリーンカードのスポンサー会社が異なる場合も有効であるとされています。

グリーンカードを取得が目前に迫っている状況の中で、本コラムを参考に計画を立て、チャンスをつかんで頂ければ幸いです。