びびなび : ロサンゼルス : (アメリカ合衆国) Los Angeles

• 柴
• 2007/02/19 (Mon) 06:47
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＃２０３　　恐れ入りました。　認識を改めます。

• ほへ？
• 2007/02/19 (Mon) 11:36
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#203 tipitoe さん、
すごく勉強になりました！
両親のいずれか、または、両方が高齢で、赤ちゃんが無事に産まれたとしても、
その後成人になるまで・なった後にも何か違いがあるのかなぁ？
（発育・脳の発達が遅い、病気になりやすい、寿命が短いとか…）

ところで、「産む機械」発言なんですが、
私、女ですけど、この発言に何も動じませんでした、なんでだろう…
実際、出産を経験して、心と体が別々で、「私って、人間を産む機械？」みたいな感覚でしたから…

• 濡れ手拭
• 2007/02/19 (Mon) 11:51
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tiptoeさん、それは受精の話であって、妊娠・出産とは別なのですが。

• (コ・ス)テハン
• 2007/02/19 (Mon) 12:11
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#203 名前：tipitoe　さん
とても勉強になります。

#207 名前：濡れ手拭　さん
>『受精の話であって、妊娠・出産とは別』
ちょっと意味がわからないのですがどういう意味でしょうか？

• tipitoe
• 2007/02/19 (Mon) 18:56
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＃207 濡れ手拭　さん
私の書き方が悪かったのか言葉足らずだったのか、一番言いたかったポイントを全く理解していただけなかったようですね。ごめんなさい。

男性は妊娠出産できませんから、当然男性が自身の妊娠出産を心配する必要はありませんよね。それにダウン症や自閉症など染色体の異常による病気を持っていても普通に妊娠出産することはあります。しかし一般的に染色体の異常の多くは早産や流産になるといわれています。染色体異常の場合大きくならず早期に流産し、早期流産で妊娠したことすら気付かないという場合もあります。実際問題、流産した原因を全てのケースで１００％突き止めることは難しいのですが。現在分かっていることは、染色体異常の多くは卵子よりも精子の劣化や異常に寄るものが多いということです。

ですが、現在の日本社会では特に妊娠出産も含め生まれてきた子供の健康は女性の年齢や健康のせいだと思われ、女性の不妊・異常妊娠・異常分娩や染色体異常が起こった場合、最初に原因と思われるのは女性の健康状態や年齢では無いでしょうか？正確な統計は手元にありませんが、男性の年齢が話題に上ることは少ないと思います。

私が妊娠出産に関する女性への偏見を気にかけるようになったのは身内に経験者がいるからと、私自身キャリアがあり２０代での出産は難しそうなことを責められたことがあるからです。４０年前ぐらいの話ですが、私の伯母は２９歳で一人目を生みました。しかし、それ以前に何度も流産や死産を繰り返していました。生まれた子供は自閉症でした。実は伯母の夫（おじ）は彼女より１４歳年上でした。しかし、伯母はおじ方家族から「出来損ないの嫁をもらった」「健康な子供すらまともに産めない女なんて女じゃない」と非難されてきました。今考えればおじの年齢が度重なる流産や自閉症の原因ではなかったかと思います。しかし、知識も乏しかった当時、伯母は「産む機械」にすらなれないと心無い誹謗中傷やののしりを受けていたのだと思います。

「産む機械」という言葉で一番傷ついたのは、不妊症や異常妊娠や異常分娩を経験したり、染色体異常の子供が生まれてしまった人ではないかと思います。産めないことを非難されているようで。あの大臣はさらに「２人が健全」と発言していましたね。前後の発言をよくよく見ると本人に悪意は無いんでしょうけど、子供がいなかったり、流産や妊娠中毒症を繰り返し一人生むのがやっとだった人にとっては、２人目がいないことが「健全で無い」かのように捕らえられてもおかしくないかと思います。

技術が発展し、今では高齢出産が必ずしも異常妊娠異常分娩につながるわけではありませんし、若くても異常が起こる事はあります。ただ、「女性さえ若ければ大丈夫。だから女性は早く結婚しなさい」というのは違うのでは？という事が言いたかったのです。