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トピック

子供の日本語教育についてご意見ください

お悩み・相談
#1
  • かいこ
  • 2008/02/21 00:20

3歳の娘と最近こちらに来ました。家は両親とも日本人ですが、こちらに永住になります。

私達の考えでは、今の時期は英語よりもまずは日本語をしっかり習得させたいと考えています。その為日本語教育をしてくれる幼稚園を考えていますが、トーランスエリアは家から渋滞無しで40分ほどかかり、通うのにかなり大変かと思われます。子供の為ですのでそれはやむを得ないと思っていますが、現地のプリスクールに通わせ、日本語は親が教えるという方法もあるかとも思っています。しかし、それで十分な日本語が身に付くものだろうかと不安があります。

現地のプリスクールに通わせても日本語をしっかり習得させることが出来た方がいらっしゃれば、どのように日本語を教えたかなどお話いただけますでしょうか?また、日本語の幼稚園に行かせた方には、良かった点、そうでなかった点などのご意見もいただければうれしいです。どうぞよろしくお願いします。

#3

僕の両親も、日本人です。僕は、アメリカで生まれ、家では日本で、幼稚園からはアメリカです。小学一年から5年は日本で、日本にいるときは英語の塾に行ってました。それから帰ってきてアメリカの中学、高校、大学と。。もちろん日本語学校も土曜日に行ってました。 前は、いやだったけど、今は、両方がぺらぺらでいろんなお仕事ができたり感謝してます。

#2

私も3歳の娘がいます。家では日本語(私)、英語(主人)で両方使っています。幼稚園は、日系のところに、40分ほどかけて通ってます。もしかしたら同じ地域に住んでいるかもしれませんねー!

日系のプリスクールに行かせている理由は日本語習得ですが、これだけで日本語を習得するとは思っていません。あくまでもきっかけとして通わせ、家でしっかり教えてます。日系のプリスクールで特にいいと思う点は、日本の文化に触れられることでしょうか。お正月には凧もつくってきましたよ。今の時期はおひな祭りの歌をうたったりお話などしているようです。

ご両親とも日本人ということは家庭ではもちろん日本語ですよね?となると日本語のプリスクールだけだと、キンダーに入って英語がわからず大変になるかもしれませんね。たとえば、週のうち半分を日本語、残りを現地のプリスクールというのはいかがでしょう?

#4

はじめまして。
うちも夫と私共に日本で育った日本人で永住です。
我が家の娘は現地の小学校一年生ですが、家では日本語でプレスクールも日系に通っていました。
キンダーに入る一年前に現地のプレスクールに入れたのですが、いまだに英語が弱く先生にも指摘されました。通っている小学校はESLもなく、日本人もあまりいない地域です。
小さい頃は家の中で絵本を読んだり(読ませたり)日本語をしっかりと話していた事については悔いはないですが、幼稚園は現地の方が良かったな・・と思いました。

お子さんの性格もあると思いますので、様子を見ながら決めてもいいかもしれませんね。

#5
  • かいこ
  • 2008/02/25 (Mon) 10:11
  • 報告

皆さんご意見ありがとうございました。
日本語をしっかりやらせたいと思う反面、英語にも慣らさなければ…という思いもあり、やはり両方同時に進行するのが良いのでしょうか?

かいこさんへでメッセージを下さった方にお聞きしたいのですが、お子さんは家ではお父さんには英語で、お母さんには日本語で、と切り替えて話していらっしゃるのでしょうか?

引き続きご意見よろしくお願いします。

#7

僕も家族とともに15年程前にアメリカにやってきました。もし、永住されるということなら、英語が第一だと思いますよ。お子さんは将来を「アメリカ人」として生活していくわけですから。小学校からきちんと英語ができないと、中学、高校、大学と苦労します。それから、アメリカ人との付き合いも将来社会で生活していく上で大切です。

うちの場合は幼稚園からずっと現地校で、週末だけ日本語補習校に通わせていいました。日本語の勉強は苦しかったみたいだけれど、今となってはやって良かったと思っているようです。でも、日本語はあくまで第二外国語というのが基本です。でも、もしも将来日本に帰るという可能性があるのなら、日本語をきちんとしておかないとお子さんのためにならないと思います。

#6

はじめまして。
うちも、夫婦共に日本人で永住で、現在小2の長女が4歳の時に、こちらへ来ました。プリスクールへは、日系週3回、米系週2回、通わせていました。日米のプリスクールへ混合で通うメリットは、両方の文化に触れられること。デメリットは、両方中途半端なこと。フルで日系の幼稚園に通っていても、パッとキンダーに入ってから、現地校に馴染める子もいれば、フルで米系に通っていた子でも、いまだに英語が弱い子もいます…。言葉って、本当に子供の性格が影響するんだなぁと、私も思います。なので、どっちのプリスクールが良いとは言い切れない気がします…。私も、次女をどちらに、通わせるか、悩んでいます。。。

#8

子供は器用ですからどちらの言語も同時進行できる、と信じていらっしゃる方が実に多いのですが、もちろん上手くいくケースもありますので一概には申し上げられませんが、多くの場合は子供にストレスや負担を強いて、結果はどちらの言語も完全に習得し切れなかった、という結果に至ることも多々見受けられます。

一番重要なのは、子供の理解力をどの言語でカバーさせるのか、論理的思考をどのように習得させていくのか、という点です。「言葉」だけならば同時進行でもいいでしょう。同時進行してもどちらの言語もそれなりに話せるようになります。子供にはそういう能力があります。

しかし、子供に普段の生活や学校進学後の規律、授業での内容等を含め、日常生活、学校生活、社会生活に関すること全般を理解させ、社会性を身に付けさせていく過程において、それを言葉にして相手(聞き手)にも理解してもらえるように組み立てて話す、または書く、という、つまり論理的思考を育てていくには、どちらか一方の言語で基礎的論理思考を育てていってあげる方がより効果的です。基礎的な論理思考が固まれば、子供なりに論理的思考を駆使して考え、物事をより深く理解しようという行動が生まれます。

ご相談者は両親共に日本語ということですから、まずはご両親が何の問題もなく伝えられる言語、日本語でお子さんの論理的思考の発達を助けてあげ、子供の基礎的な論理的思考が出来上がる6〜7歳くらいから英語を身に付けさせていっても決して遅くはないと思われます。もちろん、お子さんの論理的思考の構築、発達を妨げない程度に、アメリカでの社会生活の基礎や、同じ年代との交流による社会性の発達を促す意味で、週2〜3回各半日程度現地のPRE−SCHOOL等に通わせるのは、子供の負担が少なく、かつキンダーや小学校に入学するための軽い準備という位置付けとしてはよろしいのではないでしょうか。

あくまでもご両親の考え方次第です。もし同時進行で習得させるというのでしたら、ご両親もお子さんが二つの言語を同時に習得する上で目に見えないストレスを感じていくことに注意してあげて下さい。自然と話せるようになると勘違いされる方も多いのですが、子供は子供なりに二つの言語の狭間でストレスを感じ、葛藤しながら努力して習得しているのだと思ってあげて下さい。ご両親もお子さんの目線に立って、お子さんと同じように英語を習得していくくらいの気持ちで努力され、夫婦・親子がお互いに協力し合って同時進行されるのであればきっと成功すると思います。

#9
  • かいこ
  • 2008/02/26 (Tue) 17:09
  • 報告

皆様の貴重なご意見、本当にありがとうございます。

私達夫婦が日本語をまず習得させたいと考えるのは、両親が日本人ですので、きちんとした話は日本語でないと本当の意味で通じないと思うからです。なので、アメリカにずっと住むにしても第1言語は日本語と考えます。
いろいろな方のお話を聞くと、こういう方法ならいいというのはない様で、その子供の性格も大きく影響するようですね。本当に難しいことなんだなぁと改めて考えさせられます。

元国語教師さん
分かり易く丁寧なご説明ありがとうございました。いろいろな方向から検討したいと思います。

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