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KW / まつもと きみ ロサンゼルス不動産エージェント

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    • 知って得する / 生活・住まい
    • 2024年12月27日(金)

    【訳ありLA不動産】住人が亡くなったばかりの家~あなたなら買う?買わない?

    ロサンゼルスの不動産サービスまつもときみです。

    アメリカでは、家の住人が殺されたり、自殺したり、また家の中で、犯罪に巻き込まれたりしたことのある住宅のことを、Stigmatized Property と呼びます。

    日本語でそのまま訳せば、汚名をきせられた家とか、烙印を押された家という感じでしょうか。

    アメリカは、古いお家も多いですから、何十年も前にそういった事件があった家は幾つもあるかと思います。ただ気を付けなければいけないのは、家を売る時に過去3年以内にその様な事件が起きた場合、売り手は買い手に書面で開示することが義務付けられています。


    上記で犯罪や自殺といいましたが、例え、住んでいた人が、老衰で、穏やかに亡くなったとしても、それを気にする人たちも中にはいて、同じようにStigmatized Propertyと思う人もいるので、一応売り手は、買い手にその旨をあらかじめ開示する方が、良いとされています。

    また、家の売買だけではなく、賃貸で貸す場合も同じことが義務付けられています。


    昔、学生の時に友人がアパートを借りるときに

    「大家さんが、わざわざここで、最近おばあちゃんが亡くなったとかいうのよー聞きたくなかったー」

    なんて騒いでいましたが、これは、実は、大家さんの義務だったんですね。

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