20年ほど前になりますが和歌山大学のドクターが噛み合わせと人の姿勢について研究をされていたのを覚えています。 健康な噛み合わせをしていないと骨盤が前にずれるというデータがでていました。 また同じ患者の噛み合わせを元に戻すと骨盤のづれが元に戻ることも分っております。
骨盤が前にづれると脊髄がゆがみ、肩こりをおこしたり内臓の圧迫、視力の低下、その他様々な悪影響を及ぼします。 つまり磨り減った歯の状態は病理であるという事を認識せねばなりません。
悪い噛みあわせは多くの場合抜けてしまった歯の放置から起こる場合があります。 部分無歯顎という状態ですが食べ物が口腔内で唾液中の消化酵素であるアミラーゼとよく混ざらないばかりか大きめの固まりで食べ物が胃に入るために自覚症状があるなしにかかわらず多くの場合慢性胃炎を起こしております。
食べ物が良く消化されないと便秘症を起こしたり体に必要な栄養素の補給が十分に行われずにありとあらゆる症状、病状の原因となります。
思い当たりのある方は是非歯医者で相談をしてください。
きっちりと自分の歯で噛めるという事はかけがえのない財産だという事を認識して損なわれている場合は是非この際きっちりと直す事をオススメします。
噛み合わせの治療は Full Mouth Rehabilitation と呼ばれる治療が必要です。 これらの治療は Prosthodontist(補綴専門医)あるいは専門のトレーニングをつんだ医院での治療をお勧めします。
ホンダプラザ歯科医院のDr.伊藤は補綴専門医コースにて専門のトレーニングを積んでおり安心して治療を始められます。
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