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歯列矯正であなたの人生が素晴らしくなりますように。

2020年 9月 9日更新

第9回 : ②「インビザライン」について ~八重歯や出っ歯でもOK!最先端技術で理想の歯に~

最新技術を駆使したアライナー製作

「インビザライン」は、アライナー(透明な樹脂のマウスピース)を歯にかぶせ治療する方法です。最先端の3Dコンピューターグラフィックスを使用した歯科矯正システムで製作した透明のアライナーで歯を少しずつ動かし、最終的に理想とする歯並びに近づけていきます。   

では、どのようにしてアライナーを製作していくのでしょうか。インビザラインでは、平均10~20個のアライナーを使用しますが、治療前に、これら全て製作してしまいます。つまり、インビザラインの治療は、矯正歯科医がアライナーを設計することから始まります。まず、3Dのスキャナー「iTERO」で歯型を取り、その後「クリンチェック(Clin Check)」と呼ばれる専門3Dシミュレーションソフトを使用し、コンピュータの画面上で、治療の計画を立てていきます。以前は、八重歯や乱杭歯や上顎前出(出っ歯)、反対咬合(受け口)などの複雑なケースには対応できませんでしたが、3Dスキャナーと3Dソフトのおかげで、ほとんどの症例で使用できるようになっています。

世界各国のアライナー製作を行う専用ラボ

「クリンチェック」で取ったデータは、その後、コスタリカにあるインビザラインプロバイダー向けのラボに送られます。ここでは、世界各国のアライナー製作を一手に引き受けています。ラボには野口矯正歯科専属のチームがおり、アメリカから送ったデータを基に、その後、インターネットや電話などで、担当の技工士や専属担当医たちと打ち合わせを行いながら、細かい治療方針を立て正確なアライナーを製作していきます。このようにして、アライナーの数や形は、治療が始まる前に決定し、その後、全てのアライナーが一度に製造されることになります。非常に細かい作業のため、過去に数回、私もコスタリカのラボに出向き、チームスタッフとミーティングを行ってきました。このように、チーム一丸となって、最先端技術を駆使した矯正治療法を提供しています。

□ 患者さんの声
ミネコ・O さん
アメリカに来て6年目になります。周囲のアメリカ人のキレイな歯並びを見たり、結婚してウェディング写真を撮ることを考えたりすると、日本では気にならなかった自分の歯並びが気になり始めました。矯正の細かい部分の説明に関しては、英語では不安でしたので、日系の先生を探したところ、日系誌を見て野口先生を選びました。野口先生はとても親切に対応してくださり、気になったことや不安なことについても、すぐに質問でき、明確な答えを返してくださったので、安心して治療を受けられました。とても身近な先生です。また、矯正を受けた際、8本も抜歯した友人がいて不安に思っていましたが、野口先生はなるべく抜歯を行わない方針で、健康な歯を1本も抜かず、そのまま残すことができました。予定していた治療期間より早く終了し、結果にも大満足しています。以前は写真に映るのを躊躇していましたが、今は笑顔に自信が持てるようになりました。
野口院長は、インビザライン社から、インビザライン矯正治療数上位1.5%の専門医に認定されています。また、2011年以来、全米4万人にも上るインビザライン歯科医の中でも、「Top VIP Platinum Provider」として、文字通りトップであり続けています。さらに、世界各地で矯正歯科医に対してインビザラインの講習・トレーニングも積極的に行っており、治療技術の促進に努めています。

※コラムの内容は一般的な情報です。治療の詳細等については、専門医にお問い合わせください。

2020年 9月 9日更新

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dr@noguchiortho.com

Columnist's Profile

院長Brian S. Noguchi DDS, MS(Noguchi Orthodontics)

1985年ロマ・リンダ大学歯学部卒業後、同大学で補綴学のインストラクターとして1年間教鞭を執る。その後、矯正歯科専門コース」2年コース修了。1990年、日本歯科医免許取得。

American Dental Association、California Dental Association、American Association of Orthodontics、Pacific Coast Society of Orthodontists、Japanese Orthodontic Society、Japanese American Dental Society 正会員

私は日本の長野県で生まれ育ちましたが、学生の頃からずっとアメリカの大学に進学したいと考えていました。大学に通っているとき、近所でなかなか手に入らなかった日本食を買うためにサウスベイを訪れていました。当時からこの場所が気に入ってしまい、それがきっかけで、1990年にトーランスに歯列矯正専門医院をオープンしました。独特の融合文化を持つサウスベイは、私の妻マーガレット、そして子供のアレックスとエリカにとっても、心が休まるすばらしい環境だと思っています。

Noguchi Orthodontics

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