びびなび : ロサンゼルス : (アメリカ合衆国) Los Angeles

大前提としてご理解頂きたいのは、どんな人間も必ず過ちを犯します。そして、親も人間ですので、ミスをします。もちろん私も人間ですので、親として間違ったことを子どもにしてしまったこともあります。ですから「ミスを犯したから毒親」というわけではないことはご理解ください。そういう意味で、毒親ではない親とは、たとえ過ちを犯してしまったとしても、自分の非を認め、何度も同じ過ちをしないもしくは同じ過ちを防ぐための努力をしている親と言えるでしょう。

以下に、よくある毒親の特徴を挙げました。気を付けて頂きたいことが2つあります。まず、さまざまな特徴があり、1つの特徴に当てはまるから毒親だと断定できるかと言ったらそうではありません。また、特徴の表現は意図的にあいまいになっています。それがゆえに、当てはまっていると感じやすいかもしれません。繰り返しになりますが、以下に当てはまっている事柄があるからといって、毒親と決まったわけではありませんのでお気を付けください。

子どもではなく、自分を優先

毒親の特徴の1つに、自分のことを優先しがちな所があります。例えば、親が〇〇をしたいから子どもの面倒を見ずに〇〇をする等です。パチンコをしたいからと、子どもを車に置き去りにする事件が日本でたまに起こりますが、これは自分を優先し過ぎている良い例です。パチンコの例は極端かもしれません。身近な例でいえば、子どもが中高生であるにもかかわらず、子どもの意志を尊重しないようなことが頻繁にある場合、それは自分を優先し過ぎているといえるでしょう。

子どもを自分のモノ扱い

子どもには子どもの人生があり、親は子どもが立派な大人になるのを手伝う責任があるのと同時に、子どもをコントロールしすぎるのはよくありません。例えば、子どもをピアニストにしたいからという理由で、例え子どもがピアノが嫌いでもそれを強制させる等です。もちろん、ある程度は親の意志や親が子どもにしてほしいことがあるのは当然であり、それを子どもにさせることにはなんも問題もありません。しかし、子どもがそれに反する意志を表しているにも関わらず、話し合いもせずに強制させるのは言語道断でしょう。