びびなび : ロサンゼルス : (アメリカ合衆国) Los Angeles

相手の行動や表情を真似することで

「あなたのことを知りたい」「あなたのことを認めている」

というアピールに繋がります。

これをミラーリング効果と言いますが、アメリカの原住民や古代ギリシャなどで行われていた

「擬娩」という風習も、苦しみを出来る限り分かち合いたい愛情からきたものかもしれません。

擬娩（ぎべん）とは、出産時に妻と同じ姿勢になり

分娩の真似をしたりして、出来る限り妻と出産の苦しみを共有する行為です。

完全に妻の変わりにはなれませんが、せめて気持ちだけでもということで

妻の服を来て、出産の真似事をし、仕事（狩りの道具など）には手を付けず

妻への優しさから、このような風習が出来たのだと考えられます。

擬娩（couvade)については、まだまだわからない事だらけです。

分娩はタブーとされ、誰も見えないところで行われ、記録も少ないです。

擬娩をしている男性も、他人に見られたくない行為だったのかもしれません。

それでも妊娠・出産する妻の気持ちになる擬娩の民族文化は愛情に溢れていると思います。

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飛行機チケットの払い戻しの手続きが大変で思うようにいかない事はよくあります。

大切な時間を何時間も奪われ、最終的にどうすればよいのか悩むこともあります。

それは卵子提供プログラムで渡米される患者さまにも言えることだと思います。

バイデン政権は4月24日、飛行機の欠航や遅延の際の返金ルールを新たに発表しました。

新しいルールでは、国内線で3時間以上、国際線では6時間以上、飛行機の遅延があれば

乗客が求めたり、面倒な手続きをしなくても、自動的に返金しなければならないことになりました。

これは、非常に大きな決定だと思います。

さらに、お預け荷物が国内線で12時間以内、国際線では30時間以内に手元に届かなければ

料金の払い戻しも受けられ

有料での座席指定や機内WIFIなどのサービスを利用できなかった場合でも

現金で払い戻しをするよう義務付けられています。

個人的なことですが、私はクレームを入れるのが苦手です。

返金できたはずの料金が戻って来なかったり

機内WIFIを購入したのにも関わらず、機内WIFIが使えない事も何度もあります。

今回のバイデン政権の決定は、利用者のことをよく考えた新ルールだと思います。

ただし、ルールが決まれば、困る人も出てくるはずです。

飛行機の出発を待っていたら、いつのまにか時間は過ぎていて

お金は戻ってきたけど、飛行機には乗れずに困ってしまう人も出てきます。

機内WIFIで大切なメールを機内から送ろうとしたけど、機内WIFIが使えずにメールが送れなかったなど。

今までは文句を言える場所があったかもしれませんが、ルールが出来ると抗議はしにくくなります。

ルールは緊急時や想定外のことがおきた時に邪魔になることもあります。

卵子提供もルールがあるからこそ安心です。

ルールがなければ、やりたい放題になり、双方から、どんなクレームも言いたい放題な状況になります。

ルールがあるのを良いことと捉える人もいれば、良くないと捉える人もいますが

ルールがあるからこその自由と安心があると思いますので

今回の米国での飛行機代の返金ルールは良い決定だと思います。

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胚盤胞とは、胎盤と胎児になる部分が確実に確認できる状態になり

受精卵の分割の最終段階です。

確実に成長した受精卵を移植できるので

私たちは確実に胚盤胞移植を目指して、移植を行います。

受精卵は成長しなければ着床しません。

胚盤胞まで育たなければ妊娠しません。

胚盤胞移植は多胎妊娠の可能性が高くなると心配される方もいますが

胚盤胞は妊娠する直前の受精卵ですので妊娠する確率は高く

二つ移植すれば、当然、多胎妊娠の可能性も高くなります。

心配な場合は１個移植を希望する必要があります。

私たちは、凍結胚移植でも胚盤胞移植を目指してすすめています。

妊娠して、母子共に健康の状態で出産するのがゴールです。

アメリカ的な考えかもしれませんが

不妊治療は短く、早く終わらせるのが原則的な考えです。

1回の移植で成功させるためにも胚盤胞移植を目指してプログラムを進めています。

移植も、1回で妊娠・出産するように、2個移植まで可能にしています

(2個移植が出来ないお身体の状況の人もいます）

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患者さまが卵子提供による凍結胚移植の時期を考えていたので

参考になるかとホノルル行きの航空券を調べていました。

ZIPAIRは相変わらず人気ですが

ハワイと言えば、なんといってもANAのフライングホヌは注目です。

すっかりホノルル行きの代表的な飛行機になったと思います。

フライングホヌはエアバス社のA380という旅客機を採用しています。

ハワイで神聖な生き物とされるウミガメをデザインした機体が特徴的で

ハワイへの空の旅をわくわくさせるためにあらゆる工夫をしています。

ワクワクするという気持ちは大切です。

ワクワクは集中力を高め、ストレスをなくし、イライラ解消にも繋がります。

ワクワクする事によって前に進めます。

方向性が決まっている脳が前に進めば妊娠にも繋がります。

妊活にワクワクも大切です。

さて、調べていたフライングホヌでのホノルルへのフライトは

9万7000円からありました（こちら）

今年のハワイは予想以上に多くの日本人観光客がハワイ旅行で来られるようで

ワイキキも久しぶりに日本人で溢れそうです。

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ロサンゼルスのトウモロコシはだいたい99セントです。

安いし、お腹にたまるし、エネルギー豊富だし

とうもろこしは食卓によく並ぶ食材です。

トウモロコシは妊婦にも強い味方です。

大家族の子沢山のイメージが強いメキシコをはじめとするメソアメリカでは

トウモロコシへの愛は並々ならぬものがあります。

トウモロコシが好きすぎて、トウモロコシの神様を崇め

頭を矯正してトウモロコシの形にしてしまう人もいるほどです。

メソアメリカでのトウモロコシ栽培は紀元前5000年くらいから始まりましたが

アメリカのインディアンだって、アメリカの土地で紀元前後からトウモロコシ栽培をはじめています。

アメリカ原住民がはじめたトウモロコシ栽培は、コーン畑としてアメリカの風物詩となり

アメリカにだってメソアメリカに負けないくらいのコーン愛があります。

不妊症の天敵であるストレスをなくし

妊婦の敵である妊娠高血圧腎症の合併症を予防し

美肌効果にもなるトウモロコシ。

アメリカに来たら是非、食べてください。

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「AIとともに私たちが優しさに満ちた未来を築いていけた場合、20年後に世界が直面することになる最大の問題は人口の激減だと思います」

2019年8月のAI会議でイーロンマスクが人口問題に関して発言した内容です。

彼は2064年をピークに人口は減少に転じるという持論を語り

2022年5月には「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」

と述べて話題にもなりました。

現在、世界の人口はまだまだ増え続けています。

世界人口は80億人を超え、人口ピークの100億人には2100年頃だと言われていますが

最近の人口予測は常に外れています。

日本の人口減少も加速し、2017年に予測した人口推移よりも10年以上も少子化が加速しています。

人口予測は、出生数と死亡数、合計特殊出生率を組み合わせて計算し、世界の人口移動も考慮にいれて計算します。

世の中の意識変化がない限り、計算通りに行くはずです。

ただ、世の中は常に変化しています。

2020年7月にワシントン大での予測は人口ピークは2064年の97億人です。

現在、高い出生数を維持している途上国で教育水準や避妊の知識が普及し出生率は急速に減少すると予測しています。

その頃には世界の人口バランスは崩れ、高齢化は確実に進んでいます。

そうなると多くの先進国で年金や食料問題が起き、現在の途上国は発展するものの、いずれは少子高齢化となり

最終的には人類の存続危機となる予測です。

「地球が現在直面している最大の脅威は地球温暖化よりも出生数の減少」と考えているイーロンマスク氏は

遂に14.5億円をテキサス大学オースティン校に寄付し、世界の人口問題を解決できないかと努力しています。

2015年の国連サミットで注目されたSDGs（持続可能な開発目標）ですが

SDGsを語る上でも欠かせないのが少子高齢化問題。

世の中の変化や人々の意識は人口推移では予測できないのなら

せめて人々の意識を人口問題に向けさせていくのが重要かもしれません。

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gg受精卵は１個だけ戻しても双子を妊娠しないというわけではありません。gggg１個の胚盤胞の受精卵を移植しても双子にならないというわけでもありません。gggg一卵性双生児です。gggg一卵性双生児は、胚盤胞での移植後に分裂するため、現在の体外受精ではコントロールが出来ません。gggggggggggg過去に一卵性双生児を妊娠・出産された方はいます。gggg卵子提供の場合、受精卵の状況が良いため、一卵性双生児になる確率は通常よりも高いと思われますが、ggggまだデータが少なく、正確にはわかりません。gggggggggggg一卵性双生児は、1個の受精卵が完全に二つに分かれるので、gggg遺伝子や塩基配列は完全に同じです。gggg事実上のクローン人間です。gggggggggggg一般的にクローンは「体細胞核移植」という技術を使います。gggg1996年7月5日に誕生したクローン羊「ドリー」も体細胞核移植です。gggg成長したオスの羊の細胞から遺伝子が含まれている核を取り出します。ggggその「核」をメスの羊の卵子に移植すると、オスの羊のクローンが出来る仕組みです。ggggggggggggクローンが出来たからといって、全く同じ生物ができるわけではありません。gggg動物は生活環境などの後天的な影響を強く受けるため、全く、同じ人間をつくることは不可能です。gggggggggggg一卵性双生児の場合も、遺伝子などは全く同じ双子です。ggggただし1個の受精卵が完全に二つに分かれた後は、それぞれが独立して成長します。gggg受精卵から体が作られてくる過程で、既に独立して成長します。gggg毛細血管の配置などは、分裂後に出来ますので、一卵性双生児でも別々です。gggg指紋も分裂後に出来ますので、別々です。gggg遺伝子が全く同じなのに、性格や好み、特技なども全く異なる一卵性双生児も珍しくありません。gggggggggggg卵子提供で出産したお子様が、出産したお母さんと顔が似始めるのもよく聞きます。gggg養子縁組のお子さまでさえ、両親と顔が似始めるのもよく聞くお話です。gggg科学的に理由はまだ説明できません。

科学には、まだまだ分からないことがたくさんあります。

私たちは、まだほんの一部分しか見えていないのかもしれません。gggggg 

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ロート製薬が妊活に対する意識調査「妊活白書」2023年度版を公表しました。

18～29歳の未婚男女400人のうち

「将来、子供をほしくない」と答えた割合が55.2％と半数を超えたようです。

子供が欲しくないと考えている人が多いので、子どもがいるメリットを調べました。

子供が欲しい理由 

子供が欲しい理由を調査すると

目立った多くの理由は

・老後に1人になったら不安だから

・子供を通じて新しい生活や景色を見たいから

・パートナーとの家族が欲しいから

でした。

「老後に1人になったら不安だから」

という意見は意外と多いですが、あまり子供には頼るべきではないと思います。

親は子供が成人になるまで育てる義務がありますが、

子供は成人になれば、個人として生きていく必要があるので子供は家を離れます。

「大切に育てたら、大人になってから面倒を見てくれるかもしれない」

その程度に考えるのが良いと思います。

「子供を通じて新しい生活や景色を見たいから」

新しい景色は子供がいなくても見れますが、

子供がいると自分が全く興味ない世界でも、絶対に行かないような場所でも

どうしても行かないといけなる場面があります。

普段なら全くコミュニケーションがなかった人とも交わりますので

自然と新しい生活や景色を見るようになります。

「パートナーとの家族が欲しかったから」

一番、自然な考えだとは思います。

人類は群れで活動することを覚えたので進化しました。

共に生きるパートナーを見つけ、自分たちの群れ（家族）をつくりたいという気持ちは

自然な考えであり、それが「子供を持つメリット」だと思います。

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世界人口は80億人を超え、世界人口は人口ピークの100億人に向かって進んでいます。

日本は少子高齢化による人口は減少していますが

世界の人口は増え続け、世界人口のバランスの悪さで大きな問題に発展する可能性はあります。

マルサスの人口論では

世界の食料は限られているのに、人口は放っておけば増加する。

食料は限られているのに人口が増えれば、困窮、疾病、飢饉、戦争がおきると説いています。

人間の三大欲求は「睡眠欲」「食欲」「性欲」です。

食欲は人間の生存にとって不可欠で、性欲は男女間の必然です。

抑制することができず、マルサスでさえ解決法を見つけられていません。

バランスが取れていなければ、食欲を満たすために戦争がおきてしまいます。

理想的なのは長方形の人口ピラミッドを目指し

人口はなだらかに上昇していく程度です。

少しずつ食料自給率をあげ、最終的には宇宙に植物工場をつくり

宇宙でも生活できるようになり、普遍的な三大欲求は変わらず、人類は守られていく事ではないでしょうか。

そうした大きな視点からも私たちも一歩ずつ頑張らないといけないと思います。

人類は必ず宇宙に向かいます。

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アメリカでのプライバシー保護法(HIPPA)は厳しいです。

プライバシーがなければ、自分の意見を持ちにくくなるし

感情も持てなくなります。

気分転換を目的に自由にどこにも行けなくなります。

個人の尊重や自由を求める国だからこそ、アメリカではプライバシーが注目されます。

アメリカでは1996年にプライバシー保護法（HIPPA）が完成しました。

医療の世界では、特に重要視されます。

厳しいプライバシーの保護法は医療の発展の妨げになると批判的な意見もありますが

世の中がプライバシーを守る意識が高くなれば

結果的には自由な発想がうまれ医療も発展します。

バイデン米政権は4月22日、人工妊娠中絶を求める女性の個人情報を保護を強化する規則を発令しました。

性と生殖に関する医療情報の開示を禁止することによる情報保護を強化しています。

これからは法執行機関でも調査のために医療情報にアクセスできません。

不妊治療の分野でも影響が出てきます。

クリニック側は個人情報の契約を見直したり、いろいろと大変ですが

患者さまにとっては良いニュースです。

特に卵子提供や代理出産など、プライバシーが大きく関わる分野では

こうしたルールが強化していくのは良いことです。

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