びびなび : ロサンゼルス : (アメリカ合衆国) Los Angeles

インビザラインが登場してから、約20年が経ちます。販売当初は、材料費などが高かったこともあり、従来のワイヤー治療方法より高額でしたが、近年では、かなりコストを抑えることができるようになりました。当院では、治療の難易度によって費用を設定しているため、インビザラインとワイヤーのどちらを選んでも同じ料金ですが、もしワイヤーとインビザラインで治療費が異なるクリニックの場合は、通院回数（期間）が費用に大きく影響してきます。従来のワイヤーは、1～２カ月に一度の通院が一般的ですが、インビザラインは3～５カ月に一回の通院で済むことがあるので、合計通院回数では、インビザラインの方がワイヤーよりも少なくなることがあります。さらにインビザラインの方が、治療が早く終わるケースもあり、結果としてコストを下げることができるのです。

インビザラインの治療費用といっても、その料金は歯科医によって大きく変わります。確かに使用する器具は同じなのですが、やはり通院回数（期間）によって費用が変わるため、歯科医の技術と経験がものを言うのです。第1回コラム「一般歯科？矯正歯科？歯列矯正はどこで治療すればいいの？」でも触れていますが、矯正歯科専門医は、一般の歯科医と違い、歯学部を修了した後、専門のトレーニングを積んでいます。しかし、インビザラインは比較的新しい治療方法のため、たとえ矯正歯科専門医であっても、さらなる技術の促進に努めなければなりません。

要するに、インビザライン治療の豊富な経験に基づく的確な計画と精密なアライナー製作によって効率の良い治療が実現できれば、費用を抑えた治療が可能というわけです。また、治療期間が短ければ、患者さんの肉体的な負担も軽減することもできるため、知識、技術、経験を十分に兼ね備えた矯正専門医選びが、経済的にも身体的にも重要になってくると言えます。

当院では、治療の難易度によって、以下のように4段階に分かれています。

※インビザライン／ワイヤーともに同じ費用です。

※事前のコンサルテーションで見積もりを出しますが、歯科保険に加入していない場合でも、分割を含め、多種多様な支払い方法を用意しています。