ITのメッカからIT、AI情報とソリューションを発信!

インターネットの普及により、全世界全人類の生活は変わりました。AIにより近い将来もっと大きな変化が訪れます。変化を先取りし、ITとAIを上手に活用し圧倒的勝利を!ITのメッカからソリューションを発信します。

2024年 4月 15日更新

第11回 : 採用業務に役立つ3つの生成AI活用方法!

人事部(HR)では、「ChatGPT」のような生成AIが働き方を大きく変えています。

人事の専門家にとっても、仕事をもっと簡単かつ正確に進められるようにしてくれます。今回は、生成AIを利用して採用業務ワークフローを最適化するための3つの方法について詳しく説明します。

以下では、これら3つの生成AI活用方法について説明します:

  1. 履歴書のスクリーニング
  2. 面接の自動化・議事録作成
  3. 日程調整
1. 履歴書のスクリーニング

人事担当者としての仕事の中で、特に時間を要するのが履歴書のスクリーニングです。数百件の応募がある場合、全ての履歴書を確認するだけで何時間もかかります。しかし、生成AIを活用し、このプロセスを自動化すれば、劇的にスクリーニング時間を短縮することが可能です。生成AIの機能で、何百もの履歴書を一瞬にトップ10に絞り込むことができます。

履歴書のスクリーニングを自動化するには、まず、求人に応募する者に求める条件を生成AIに入力します。その後、履歴書をアップロードしてAIによるフィルタリングを行うと、最適な候補者の履歴書だけが選ばれます。

例えば、このような条件を設定することが可能です:大学を卒業、過去1年間の転職回数が1回以下、プログラミング経験2年以上。このような方法で生成AIを活用すると、より効率的に履歴書のスクリーニングを進めることが可能になります。

aiTWorksは、指定した条件に基づいて数百の履歴書を10件に絞り込むツールを、近日リリースする予定です。このツールは、何時間もの作業時間を削減しますので、ぜひリリースした際、お試しください。

2. 面接の自動化

もちろん、面接自体も多くの時間を要します。しかし、こちらも生成AIで自動化し、作業時間を削減することが可能です。

アメリカには、AI自動面接サービスが存在し、面接のレポート作成まで対応しているものがあります。

「InCruiter」は、事前に設定された質問を候補者に尋ね、その回答を録音するシステムです。録音された面接内容を分析し、詳細なレポートを提供します。AI面接官は、特定の職種に合わせてカスタマイズすることができ、候補者が回答を準備する時間も自由に設定可能です。全プロセスが自動化されているため、どのタイミングでも面接を行い、詳細なレポートを得ることができます。また、複数の面接を同時に進行させることもできます。

残念ながら、InCruiterは現在英語のみに対応しています。しかし、aiTWorksでは、Zoomを使用した面接自動化ツールを開発中で、このツールは日本語にも対応しています!

3. 日程調整

人事部で働く方にとって時間を取られるもう一つの作業が面接の日程調整です。

面接の日程を調整することは、時間を要する作業ですが、「Calendly」や生成AIのスケジューリングツールを利用することで、関わる労力を大幅に削減できます。これらのサービスは、ユーザーのカレンダーに統合され、候補者の面接の調整をします。

Calendlyは、面接可能な時間をリストアップして、相手が予約できるツールです。Calendlyはリンクからアクセスできるので、ウェブサイトに掲載したり、メールで送信したりして、予約していただけます。CalendlyをZoomと接続することで、誰かがCalendlyで時間枠を予約すると自動的にビデオ会議がスケジュールされます。Calendlyを設定してしまえば、候補者との面接の日程調整をする作業を効率的にすることが可能です。

一方、Claraは、面接の日程調整を自動化するAIアシスタントです。候補者とのメールにClaraをCCに入れるだけで、スケジュールの手配を開始してくれます。Claraはメールの内容を理解した上で、自然言語を使用して候補者にメールを送り、面接の日程調整を行います。また、Claraはカレンダーに統合されるため、空いている時間も把握しています。適切な日時が決定されると、Claraはビデオ会議の招待を送ります。このように、Claraは面接のスケジューリングを自動的に行ってくれます。Claraはまだベータ版であることをご留意ください。

まとめ

今回は、採用業務における生成AIの活用方法について、具体的な3つのケースを紹介しました。履歴書のスクリーニングから面接の自動化、そして面接の日程調整まで、人事部門の業務を大きく効率化することができることをご理解いただけたと思います。

このようなAI・IT関連の情報に興味がある方は、弊社のウェブサイトを定期的にご覧ください。今回ご紹介したツールのリリースやさらなる情報を提供していきます!

aiTWorksでは、皆さんのビジネスの成功をサポートするための豊富なリソースと専門知識を提供しています。新たなビジネスを始めたいと考えている方は、お気軽にお問い合わせください。また、詳細情報や追加リソースについては弊社のウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせを心よりお待ちしております。

2024年 4月 15日更新

オンライン化&デジタルマーケティングはaiTWorksにおまかせ!

私たちaiTWorksは、ウェブサイトの構築はもちろんデジタルマーケティング(SNS・SEO対策)を行っています。WEBサイトを開発するだけでは意味がありません。多くの人に見てもらい成果を上げるのがデジタルマーケティングです。自社ウェブサイトから問い合わせがもっと欲しい、もっと受注成果を上げたい、ビジネスをもっと成長させたいとお考えなら、以下よりご気軽にお問い合わせください。

初回相談無料!こちらまでお気軽にご相談ください。

個別のご相談やWeb・アプリ開発・デジタルマーケティングのご依頼などお気軽にメールやLINEでご相談ください。

弊社には、優秀なエンジニアやマーケティング担当がいるので、ウェブサイトやアプリ、ソーシャルメディアの経験が全くない方でも問題ありません。弊社ではコンサルティングを含めたトータルサポートも行っております。

Columnist's Profile

CEO高橋 尚志(aiTWorks INC)

青山学院大学工学部でAI(人工知能)や制御工学を研究、卒業後大手IT企業(年商6000億)にて、企業(大手及び中小企業)のITコンサルタントとして長年活躍。100万社以上の顧客企業を抱えるお客様第一主義のIT企業にてプロモーション、ITコンサルタント、システムエンジニアとしての経験を重ね、外資系企業(IBMなど)との仕事などを通して海外企業との業務取引を学ぶ。Honda、日産、シチズン時計、横浜ゴム、Sonyなど東証一部上場企業へのITコンサルや開発サポート(APIを使用した自動設計プログラムなど)にて実績を残す。その後独立しIT、アート、美容の会社を経営。2013年にビバリーヒルズの会社、2015年にウエストハリウッドの会社を買収。アメリカ中小企業(美容サロン、レストラン、IT会社など)のM&Aと投資ビザは自身の経験を通してサポートできる強みを持つ。ITコンサルタントとしてのポリシーは、「ITはツール(道具)。IT、AIの導入を通して、企業の経営を向上させて初めてコンサルタントとしての真価が問われる」

次回のコラム

COMING SOON
  • 第12回 : AI活用事例