もしものために読んでおきたい!カリフォルニアでの交通事故対処法

もし事故に遭ってしまった際に、どう対応したらよいのでしょうか。参考になるようなお話をご紹介します。

2018年 6月 1日更新

第1回 : 成功報酬制No Recovery?No Fee!

「弁護士に依頼したいけど、どのくらい費用がかかるのだろう」

「弁護士に頼んだら、高い報酬を請求されるんじゃないか」

このように、弁護士費用について不安に思われている方が多いのではないでしょうか。

弁護士に事件処理を依頼する場合、一般的に大きく分けて「着手金」「報酬金」「費用」の3種類が必要です。通常は、依頼時に「着手金」、実費は都度、また事件終了時に成果に応じた「報酬金」を支払うというかたちで取り決めを行います。

原則として、賠償金の支払いが受けられるのは、示談・和解が成立、または裁判で勝訴して損害賠償額が確定した後のことになります。ところが、被害者は、車やオートバイの破損・廃車による物理的な損害に加え、事故直後の段階から治療費や通院のための交通費の支払いが必要になるほか、仕事を休んで収入も途絶えてしまうこともあります。そのため、賠償金の支払いが受けられるまでの間は、被害者は経済的に苦しい立場に置かれてしまうということがよくあります。

あなたの非によるものでない事故に遭ってしまったとき、その物理的・経済的な損害の補償を最大限求めるのはあなたの当然の権利でありながら、費用のことが心配で弁護士に相談できないという状況は不道理に感じるでしょう。

事故に遭い、弁護士が必要となった場合は、「成功報酬制」というシステムで、専門弁護団がサポートすることが可能です。これは、弁護士費用のほか、裁判所へのファイリングフィー、交通費などの実費を含める諸費用は、ケースが解決し、加害者側の保険会社より賠償金が支払われる時点まで立て替えとなりますので、被害者の方には一切費用はかかりません。また、弁護士料は別枠での賠償請求になるため、あなたの損害に対し、支払われる賠償金が目減りするということではありません。むしろ、「カリフォルニア交通事故&傷害事故無料相談センター」がこれまで扱ったほとんどのケースでは、被害者が保険会社と直接交渉して支払われる金額を相当額超える賠償金の獲得に成功しています。

また、負傷の治療を受けたくても、医療費の負担が困難な場合もあるでしょう。治療費は、最終的に相手の保険会社の損害賠償より支払われますが、ケースが解決するまでは、あなたの健康保険、または自費で治療を受けることになります。ケースによっては、数カ月から1年以上かかることもあるため、充当できる保険をお持ちでない場合、また自費での立て替えが困難な場合は、ぜひ「カリフォルニア交通事故&傷害事故無料相談センター」にご相談ください。あなたの自宅や職場の近くで、治療費の支払いから損害賠償支払いまで立て替えるシステム(Medical Lien)があるクリニックや病院をご紹介いたします。この場合、加害者の保険会社から慰謝料が支払われた後、その中から病院に支払いが行われるため、被害者のあなたに対し、通院や治療の費用の請求は一切ありません。

詳細は、ケースにより異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。「カリフォルニア交通事故&傷害事故無料相談センター」では、被害者が不利な立場になることなく、正当な権利を守るためのアドバイス・サポートをいたします。

2018年 6月 1日更新

皆さんのご意見、ご相談等ございましたら以下までご連絡ください。

jamestakemoto@gmail.com

Columnist's Profile

オフィスディレクターJames Takemoto(MASON LAW GROUP)

交通事故専門の弁護士事務所で29年間勤務し様々なケースに対応してきた。24時間日本語で丁寧に対応してくれる。急に事故に遭ってしまった時にも的確な対処法を迅速に指示してくれる。