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昔から日本人は、元気に夏を過ごすために半年の間に気づかないうちに作ってしまった罪や穢(けが)れ、災厄(さいやく)（病気・事故・争いなど）を6月の終わりに祓(はら)い清め、次の半年を心身共に健康で過ごせるよう祈願する慣習がありました。これを「夏越の祓（なごしのはらえ）」と言います。　
　私達は気づかないうちに人を傷つけたり、悪いことをしていたりするものです。これらの行為が積もり積もって罪や穢れとなり、それが原因で病気になったり事故に遭ったりすることもあります。「穢れ」とは「気が枯れる」という意味で、本来持っている「気」がストレスなどで｢枯れて｣（くたびれて）パワーがダウンしている状態のことです。
　アメリカ出世稲荷神社では、古来より当神社に伝わる神事にて、「夏越の祓」のご奉仕をいたします。
　身代わりとなってくれる人形（ひとがた）を使って半年分の穢れを祓い清めた後、茅の輪をくぐって、次の半年の無病息災を祈願しましょう！　昔から「夏越の祓をすると長生きする」と言われていますので家族そろってぜひお参りください！当日のご参拝が難しい方で、人形のご祈祷（有料）をご希望の方は、人形と申込用紙をお送りしますので、emailにてご連絡ください。
　また、茅の輪を作るボランティアも募集しています。日本の伝統文化を親子で体験するチャンスです。ぜひご参加ください!!

※当日は、開運招福、厄払い、初宮詣、安産祈願など、そのほかの御祈祷も承ります（要予約）。
お問い合わせ：AmuletOffice@ShusseInariShrine.org
詳細はアメリカ出世稲荷神社のウェブサイト、SNS、ニュースレターをご覧下さい。

未来の子供達が美しい自然を楽しむことができるように、
日本の伝統的なエコな生活スタイルを次の世代に伝えましょう!!
　　日本人の文化・慣習のベースとなる神道は、創始者となる教祖もいなければ、聖書や経のような教義・教典もありません。「神道」の存在は２０００年以上前にはあったと言われています。
　全てのものにスピリット（神様）が宿ると考えた古代の日本人は、太陽、月、水など目に見えるもの、生き物だけでなく、縁（えん）や豊穣など、目に見えない力にも神様がいると考えました。また、祖先がいたからこそ今の自分があるとして、祖先も大切に敬いました。21世紀になった今も、多くの人が「縁」を信じているように、こうした考えは日本人の中に受け継がれているのが分かります。神道の「共存と調和を大切にする」という生き方を踏襲してきた日本人は、災害時にその力を発揮して世界の人々を驚かせました。
　このように、神道は、日本の文化・慣習の基礎であると同時に、地球温暖化が進む今の世の中に必要なエコなライフスタイルと言えます。
　当神社では、季節の行事や文化・伝統を紹介するイベントを開催しています。ご家族、お友達をお誘い合わせのうえ、ぜひ、ご参加ください!!
詳細はNews Letter, ウェブサイト、SNSを参照ください。