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アメリカ移民法・ビザ申請の基礎

ปรับใหม่ (Updated) 2023/ 1/ 4

ครั้งที่ 91:  コミカレ卒業後のグリーンカード取得要件とは?

Q

私は、語学学校のプログラムを終了した後、コミュニティーカレッジに入学しました。パンデミックのため、オンライン授業が多かったことが残念でしたが、このセメスターで卒業し、その後はOPTで働くつもりです。自由な文化のアメリカが好きになり、できれば、今後長期に渡ってアメリカに滞在して働きたいと思います。私は、これからどのようなビザを選択すればよいでしょか?将来的には、グリーンカードも取得したいと希望しています。

A

あなたの場合、結婚などの家族申請を除き、アメリカに残って就労する場合、ビザの選択肢を考える前に、グリーンカード取得のための要件を備えることが重要であると考えます。合理的な考え方としては、最初にグリーンカードをターゲットにして、ただしグリーンカードは手続きに時間がかかるため、その手続き期間に滞在・就労のできるビザ、あるいは就労手段を考慮して計画を立てるのがよいと言えます。今まで、多くの方が長期に渡るプランを立てずに、現時点で申請可能なビザステータスの申請を行い、そのビザステータスが切れる際に再度更新あるいは他のビザステータスの申請を行い続け、多大な時間と費用を費やした挙句行き詰まってしまう例を数多く見てきました。大事なことは、状況が許す限り先にグリーンカードという目標を据え、逆算してプランを組むことが賢明であると言えます。

従って、あなたの場合、OPTを取ることは1年間働くことができるというメリットがあるだけで、これがグリーンカードへの道のりを速めるものではないということです。OPT終了後、準学士(Associate Degree)のみでは、ビザ・ステータスの選択肢がほとんどないため、OPT終了後行き詰まってしまう可能性が高いです。

そこで、最初に考慮すべきグリーンカードの要件ですが、本件の場合は第3優先のカテゴリーに当たります。この条件は4年制大学を卒業しているかあるいは2年の職歴があることです。従って、あなたの場合、アメリカに留学する前に2年以上の職務経験があるかどうかが重要な判断ポイントになります。例えば、あなたが高校を卒業した後すぐにアメリカに留学していたような場合は、グリーンカードの申請条件を満たすことができません。このような場合は、4年制大学を卒業することをお勧めします。従って、OPTを取得することは、グリーンカードという目標を考える場合には時間をロスすることにもなります。準学士のみでもグリーンカードを申請することは可能ですが、かなりのリスクを伴います。

ちなみに、第3優先のカテゴリーは、さらに3つのカテゴリーに分かれます。「Professional」「Skilled」「Unskilled」です。一般的に「Professional」では4年制大学を卒業していること、「Skilled」では2年の職歴が要求されますが、「Unskilled」は、それ以下の学歴・経験になるので、あなたの場合は日本で2年以上の職歴がなければ、この「Unskilled」のカテゴリ―に属してしまうことになります。この「Unskilled」のカテゴリ―では条件のハードルが低いため、外国人でなくともアメリカ人の労働者で足りるという前提があり、申請自体がかなりのリスクを負ってしまうことになります。

もし、あなたが4年制大学を卒業することができれば、その時点でグリーンカードの申請の条件を満たすことができます。さらにH-1B ビザ・ステータスの申請条件を満たすこともできます。H-1Bは抽選のリスクがありますが、4年制大学を卒業していればグリーンカードの申請条件を満たしているため、仮にH-1Bの抽選に漏れたとしても、あなたがアメリカに残れるチャンスはあります。グリーンカードの申請は、学生以外のビザ・ステータスに切り替えた後でないと申請できないと誤解されがちですが、必ずしもそうではありません。

例えば、あなたが最初からグリーンカードの申請を視野に入れた場合、申請は大学を卒業する前でもスタートすることもできます。グリーンカードの申請は、大きく4つのステップに分かれますが、このうちの第2ステップ(Labor Certification の申請)に入る時点で大学を卒業していればよいので、卒業の半年以上前からグリーンカードの申請を開始しておくことができます。大学卒業後はOPTの申請が可能ですが、OPTは卒業から2カ月まで開始を遅らせることができ、OPT終了後も60日間はアメリカに滞在が可能なため、卒業後合計で1年と4か月の猶予期間があります。つまり、仮にH-1Bの抽選に漏れたとしても、この間にグリーンカードの申請を進めることができます。グリーンカードの手続きの第2段階が終了し次のステップに進む(第3ステップと第4ステップは同時申請できる場合がほとんどです)ことができれば、継続してアメリカに滞在しグリーンカードの面接までこぎつけることができるようになります。

もちろん、上記の申請方法を受け入れてくれる雇用主を見つけるのは、容易でないとも言えます。しかしながら、上記の手続きに関する知識を早期の段階で知っておけば、チャンスを逃すことなく、あなたが夢をかなえる可能性は大いに上がると考えます。なぜなら、本件の例で言えばほとんどの学生が、OPT終了近くに情報収集を行っているのに対して、あなたの場合は4年制大学に入学する前に目標までの道のりを考え行動しているからです。

注意事項 : コラム内で提供しているビザ・移民法に関する情報は一般的な情報であり、個人の状況や背景により異なる場合がございます。的確な情報詳細につきましては、移民法専門の弁護士にお問い合わせください。

ปรับใหม่ (Updated) 2023/ 1/ 4

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Columnist's Profile

CEO/Attorney
瀧 恵之瀧法律事務所 Taki Law Offices, A Professional Corporation

新潟大学法学部卒業。日本の法律事務所に勤務の後、インディアナ大学大学院卒業。20年以上に渡り、移民法の分野で活躍。常にクライアントの立場に立った柔軟なアドバイスが特徴。

瀧法律事務所 Taki Law Offices, A Professional Corporation

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