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- オンラインマーケティングで美容室の集客を強化する方法!
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- ビザは取れる!弁護士選びとスポンサー会社
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- ロサンゼルスで美容を学びたい!~ビザ&学校情報~
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- アメリカで働きたい人を応援!「資格US Executiveメンバーシップ」とは
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- 第16回 :
- オンラインマーケティングで美容室の集客を強化する方法!
世界の中心でトップスタイリストになる(美容師、ネイリスト必見!)
個のタレント性を評価するハリウッドではスタイリストへの報酬も極めて高い。ビザ・グリーンカードやコスメトロジーライセンスの取得して、アメリカでその才能を開花しトップスタイリストになろう!
第8回 : ロサンゼルスで美容を学びたい!~ビザ&学校情報~
これから美容を学ぼうと思っている方で、アメリカの美容学校を希望する場合は、学生ビザの取得が必要になりますが、その学生ビザにはM−1とF−1という2種類があります。美容学校は専門学校となるため、基本はM−1ビザとなりますが、コミュニティー・カレッジなどの美容学部に通う場合は、F−1ビザを取得することもできます。
M−1ビザとは、専門性のある学校に行くために発行されるもので、最長で1年となっています。どの美容学校やメイクアップの学校のプログラムも1年以内で終わるので十分です。その後も、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)というものを利用して、3カ月間インターンとして働くことができます。M−1からのF−1への切り替えはできないので、英語に自信がなく語学学校に行ってから美容学校に進みたいという方には、F−1ビザの取得をお勧めします。
F−1ビザとは、語学学校や大学・大学院に行くために発行されるもので、就学に必要な期間発行され、通常1年から最長で5年となっています。美容学校というよりも、コミュニティー・カレッジなどの美容学部に進むという形になるので、このF−1ビザになり、英語が得意ではないという方には、語学学校に通ってから美容学校に行くという選択肢もあります。F−1ビザからのOPTの期間は1年で、M−1よりも長くなっています。
- 美容学校(1600時間・約1年)
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Paul Mitchellは、パサデナという街にある美容師・美容家を養成する専門学校です。メディアや高級サロンで活躍する数多くのセレブスタイリストを排出しています。パサデナは、ロサンゼルス北東の郊外にあり、古くから開けてきたエリアです。歴史的な建造物も多く、趣のある街並みが特徴です。パサデナは教育レベルも高く、世界ランキングでベスト10常連のカリフォルニア工科大学もここにあります。ロサンゼルス市街中心部からもアクセスがよく、治安が良いことから、日本人にも人気の観光地区です。この学校のコースは4つに分かれており、フルタイム(週5)・週3のみ・昼間のみ・夜間のみと、柔軟なスケジュールを組むことができます。入学時に求められる語学力はありません。
授業料や教材費等の合計: 2万3,000ドル(年間)
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ロサンゼルスの空港から南に下ったところにある2年制公立大学です。周辺には日系企業が多いので、海外生活に不安のある生徒でも気軽に留学生活を楽しめます。有名な観光地のレドンドビーチやマンハッタンビーチも近くにあります。質の良い教育とリーズナブルな授業料で人気があります。必要になる英語力は、TOEFL iBT 45、IELTS 4.5、英検2級A、TOEIC 620、TOEFL 450点ですが、カレッジ内のエルカミーノ・ランゲージ・アカデミー(ECLA)または、提携しているELS Language Centersでレベルを終了すると、上記の条件がなくても入学を許可されます。
授業料や教材費等の合計: 約$8,700ドル
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Santa Monica Collegeは、全米最大の2年制公立大学で、全世界から約3,300人の留学生が在籍しています。専攻がとても多くさまざまな科目を勉強することができます。キャンパスの広さも東京ドーム3.3個分の広さがあるので、留学生活を存分に楽しむことができます。ロケーションも、観光地であるサンタモニカやベニスビーチの近くにあるので、交通の便がかなり良いです。市内を縦横無尽に走るバスがあり、学生は無料で使えるため車を持つ必要がありません。必要になる英語力は、TOEFL iBT45点、IELTS5.0、英検2級A、当協会主催のTOEFL 500点ですが、ELS Language Centersにてレベルを終了すると入学を許可されます。
授業料や教材費等の合計: 約1万1,880ドル
- メイクアップスクール
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Cinema Makeup Schoolは、ロサンゼルスにある有名なメイクアップスクールです。特殊メイク効果やプロフェッショナルメイクの授業を行っており、世界でも数少ないメイクアップトレーニングスクールとして知られ、ミュージックビデオやコマーシャルの撮影の中心として国内外から高く評価されています。短期コースも開講されているため、留学生がかなり通いやすい条件になっています。専門学校になるので、M−1ビザとなります。ロケーションもコリアンタウンに位置する学校で、コリアンマーケットには日本の食材もたくさん売っているので便利です。ロサンゼルスでは数少ない電車の駅が隣にあるので、ダウンタウンやハリウッド、ユニバーサルなど、交通に便利な所でもあります。入学時に求められる語学力はありません。
授業料のみの合計: 900~2万7,250ドル *コースによって異なる。
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Elegance International Makeupは、1966年に創設という古い学校ですが、近年新校舎を開校したばかりで、最新の設備が整っています。12カ月のコースで、ビューティーメイク、シアターメイク、ファッションメイク、TVや映画のメイク、特殊メイクがすべて学べます。講師は、アカデミー賞受賞者や現役のメイクアップアーティストを起用されています。ロケーションもハリウッドの中心に位置し、ファッション、ミュージック(ライブハウス、音楽学校、レコード店アミーバなどがある)、演劇シアター、映画館(5箇所)、ストリートアート、フィルムスクールなど、周りはとても賑やかです。ここも数少ない電車の駅が近くにあるので交通に便利な所です。
授業料や教材費等の合計: 2万2,350ドル
2019年 5月 6日更新
Columnist's Profile
- エージェント(AGENT)Yuka Takahashi(YUKA ENTERPRISES)
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幼少期より美容に興味を示し、あらゆる美容品を購入し、自ら美容プロダクトの研究をはじめる。その後カラーアナリスト、スタイルコンサルタントなどの資格を取得。22歳で年商100億円の美容関連会社の役員になる。クライアントへの美容アドバイザーとしても活躍。その後、2013年にビバリーヒルズの高級美容総合サロン Yuki Sharoni Beauty & Lifestyle社を買収。現在、ウエストハリウッドのロバートソンでYuka Styleサロン、美容アカデミーを経営する傍ら美容経営者、スタイリスト、美容学生へのコンサルタント・アドバイザーとしても活動している。
日本人スタイリストの活躍を拡げるためカリフォルニア州のタレントエージェントライセンスを取得。スタイリストエージェントとしての生涯目標は日本人スタイリスト3人、ORIBE* レベルまでプロデュースすること。
* ORIBEはニューヨークのヘアスタイリスト。Luxury Brand PartnersとともにORIBEブランド確立。2017年12月に日本企業のKAOが買収。Yuka Styleもこれに関与している。https://www.oribe.com
YUKA ENTERPRISES
- TEL:
- 424-216-2444
- EMAIL:
- takashi@yukastylebh.com
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