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はばたけ!留学

これから留学を考えているあなた、留学中のあなたに。先輩からはげましのメッセージ。色々な人と触れ合いグローバルな視野を持ちましょう。あなたの人生が開けます。"Do it now"

2021年 4月 15日更新

第15回 : 原田翔誉さん(青森県出身)

AOI College of Languages代表の青井ゆかりが「留学の素晴らしさ」「人生が変わるような体験」について、生徒にインタビュー!今回の生徒さんは、前回の西澤公哉さん同様に、野球留学で渡米した原田翔誉(しょうよう)さん(19歳)です。

原田翔誉さん

僕は、野球選手を目指してアメリカに来ました。AOI COLLEGEのクラスには、中国人やブラジル人など、ほかの国の留学生がたくさんいるけど、みんなものすごく積極的なのでびっくりしました。改めて、日本人は恥ずかしがり屋で消極的だと気付きました。

中学2年生の時、メジャーリーグ選手に憧れて、よく彼らのスタイルを真似していました。中でも、好きだったのはアーロム・バルディリス選手。横浜DeNAベイスターズ時代に三塁手を務めた選手で、僕も当時サードだったので親近感もあったと思います。思い返すと、アメリカに興味を持つようになったのもその頃かな。

高校生になってからは、映画『ワイルド・スピード』『ミッシング・ID』『コン・エアー』などを見て、アメリカ映画は面白い、登場人物の振る舞いもかっこいい、アメリカ人みたいになりたい、英語を話したいと思うようになりました。その頃2歳年下のガールフレンドもできて、彼女の夢が「世界中のディズニーランドを回りたい」なので、僕は英語を話せるようになって、彼女を世界中のディズニーランドに連れて行ってあげたいと思っています。

アメリカに来て驚いたのは、人がすごく親切だし、やっぱり映画で見たようにかっこいいこと!それから、日本では、基本的に知らない人に挨拶はしないけれど、アメリカでは目が合っただけでスマイル!車の中でも目が合っただけで“Hello”といってくれるので、すごくフレンドリーだと思います。食べ物では、ハンバーガーやピザがとにかくおいしい!ただ、ほかの食べ物は正直日本の方がおいしいけど(笑)。

天候が良いのも魅力です!特にカリフォルニアは天気が良くて、雨があまり降らないから計画も立てやすいです。それから、日本の公園は子どもが中心だけど、こちらの公園は、大人も多いですよね。年齢を問わず利用できて、気軽に運動できる設備が整っているのもすごい。バスケットコート、テニス用の壁、散歩道や、ビーチバレーコートなどがあって、しかも無料で使えるのがうれしいです。

また、個人的な感想ですが、アメリカ人は早起きで健康的だと思います。ジョギングやストレッチをしたり、ストイックに鍛えたりしている人が多い印象です。先週末もビーチに行ったら、お店の中にエクササイズルームがあり、ラダーでアジリティーサーキットを作って走り込みをしている人がいました。運動が習慣化しているせいなのか、体のラインのきれいな人が多いような気がします。それと姿勢が良いのも印象的です。日本は痩せている人は多いけど、床に座る習慣もあるからか、骨盤が後ろに傾斜して姿勢があまり良くないです。でもアメリカでは、有酸素運動だけでなく筋肉を付けるためにトレーニングしている人がたくさんいると思います。服装も、着やすさを重視している感じ。シンプルでカジュアルなのに、おしゃれに着こなしている人をよく見かけます。日本のおしゃれは、「ガマン」というか、たとえば、寒いのに足を出して無理したりする。それから堅苦しいという感じもしますね。

今住んでいるアーバイン市は、まるで映画のセットのような街並み。道路に植えられている木の間隔も均等で、町のどこを見てもきれいです。レトロな店もあり、手書きのような字体の看板を掲げていたりして、全てがおしゃれだと思う。

これからオレゴン州に移りますが、消費税が0%と聞いて驚いています。日本では今後消費税が20%になると言われているし、国会で平然と寝ている人に税金をいっぱい払いたくないです(笑)。日本は旅行で行くには楽しそうだけど、アメリカの方が暮らしやすいかも。将来はやっぱりアメリカに住みたいです!

2021年 4月 15日更新

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Columnist's Profile

PresidentYukari Aoi Johnston(AOI College of Languages)

愛知県出身で2児の母。ハワイ留学後、日本に帰国し名古屋で英語学校を設立。1995年に再度、渡米しAOI College of Languagesを開校。現在では年間1000人以上世界各国の学生を受け入れている。またAmerican Homestay Internationalではホームステイ事業も手掛け、夏休みの短期プログラムやインターンシップ制度などもアレンジしている。語学学校、ホームステイ事業を経営した経験を活かし、著書「あなたもできるアメリカ移住」「逆風満帆」「ホームステイが楽しくなる本」などを執筆。映像プロデューサーとしても活躍しAsahi Hollywood Productionでは数多くの作品を手掛けている。最新作「アラフォーの挑戦」。新宿K'sシネマ、横浜シネマにて公開。他、監督作品として、「それでも海に戻った人々」「ダンシングフォーライフ」(LAダウンタウン映画祭優秀賞)などを製作。著書や映像作品は青井ゆかり公式HPにて詳細が確認できる。

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