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第82回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"

バックナンバー

第1回 : 
天使のお仕事 -バスケ生活の最後となったあの日。-
第2回 : 
資格取得から就職までの流れ(Q&A)
第3回 : 
生徒さんの例1
第4回 : 
生徒さんの例2
第5回 : 
生徒さんの例3
第6回 : 
アメリカの看護師資格と日本の看護師資格
第7回 : 
NCLEXとは?
第8回 : 
看護留学 これだけは知っておきたい
第9回 : 
いざ、渡米! ロサンゼルスでの通学環境
第10回 : 
病院での実習について
第11回 : 
アドバイザーから皆様へ
第12回 : 
アメリカにおける看護師の就職活動
第13回 : 
アメリカ看護留学の正しい情報を伝えたい ~HOSHI World Inc.起業のきっかけ~
第14回 : 
夢の実現に向けたサポート開始。 日本で初の個人カウンセリングを実施します!
第15回 : 
日本滞在レポート第1弾 - 東京で初の個人カウンセリングを実施! -
第16回 : 
日本滞在レポート第2弾 - 留学斡旋会社とのミーティング -
第17回 : 
看護留学に関するQ&A - 日本在住者からのご質問 -
第18回 : 
看護留学に関するQ&A - アメリカ在住者からのご質問 -
第19回 : 
アメリカにおける看護学校選びのポイント
第20回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第21回 : 
日本滞在レポート ~アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第2弾開催~
第22回 : 
日本滞在レポート ~日本の看護留学関連会社や学校との提携を実現!~
第23回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第24回 : 
出会いと別れ。人が死に直面するとき。
第25回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第26回 : 
米国看護師試験 『NCLEX (エヌクレックス) 』 とは?
第27回 : 
アメリカ看護留学までの流れ
第28回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第29回 : 
日本滞在レポート ~アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第3弾開催~
第30回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第31回 : 
現地での看護実習について
第32回 : 
教えてQ&A ~アメリカ医療現場から~
第33回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第34回 : 
アメリカ看護留学前に、準備しておきたいこと①
第35回 : 
アメリカ看護留学前に、準備しておきたいこと②
第36回 : 
ER体験!アメリカで入院するということ①
第37回 : 
ER体験!アメリカで入院するということ②
第38回 : 
ER体験!アメリカで入院するということ③
第39回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき" 【番外編】スペシャルインタビュー
第40回 : 
日本滞在レポート ~アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第4 弾開催~
第41回 : 
依頼?依存?看護留学サービスに何を求めるか
第42回 : 
America Kangoに寄せられるご相談
第43回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第44回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第45回 : 
アメリカの看護教育
第46回 : 
~私のつぶやき~ 「アメリカで専門職に就くための心得」
第47回 : 
スペシャルコラム: クライアント便り① ~看護留学を終えて~
第48回 : 
~私のつぶやき~ 「看護留学の財産」
第49回 : 
【スペシャルコラム】クライアント便り② ~看護留学を終えて~
第50回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第51回 : 
日本滞在レポート ~アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第5弾開催~
第52回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第53回 : 
NCLEX書類審査とRN取得後の現状
第54回 : 
LAで働く看護師 Vol.1 ~念願のRNに!現地で就職しました!~
第55回 : 
LAで働く看護師 Vol.2 ~念願のRNに!現地で就職しました!前編~
第56回 : 
LAで働く看護師 Vol.2 ~念願のRNに!現地で就職しました!後編~
第57回 : 
アメリカにおける看護師の地位 ~気になる業務内容や年収は?~
第58回 : 
現場で“使える看護師”になりたい!~医療英語受講に関して~
第59回 : 
日本セミナー開催迫る!「アメリカ看護師になって現地で就職するには!!」
第60回 : 
アメリカで看護師になって現地で就職するには!
第61回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第62回 : 
2017夏:日本セミナーレポート第1弾
第63回 : 
2017夏:日本セミナーレポート第2弾「セミナー参加者の感想①」
第64回 : 
2017夏:日本セミナーレポート第3弾「セミナー参加者の感想②」
第65回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第66回 : 
今年を振り返って。 2018年の看護師事情
第67回 : 
LAで働く看護師 Vol.3 ~念願の看護師に!現地で就職しました!~
第68回 : 
LAで働く看護師 Vol.4 ~念願の看護師に!現地で就職しました!~
第69回 : 
LAで働く看護師 Vol.5 ~念願の看護師に!現地で就職しました!~
第70回 : 
~私のつぶやき~ 「アメリカで成功する看護師とは」
第71回 : 
アメリカで拡大するRN需要
第72回 : 
「私たち看護留学します! ~日本からの挑戦~」Vol.1
第73回 : 
2018夏:日本セミナーレポート第1弾
第74回 : 
日本滞在レポート ~アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第2 弾開催~
第75回 : 
アメリカ看護師事情Q&A ~気になる年収や就職先は?~
第76回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第77回 : 
アメリカ看護師Q&A「マグネットホスピタルって何?」
第78回 : 
夢を追う"アメリカ看護仲間"第1回お食事会開催!
第79回 : 
"アメリカ看護仲間" 第1回お話し会 in Japan 開催!
第80回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"
第81回 : 
NCLEX勉強法
第82回 : 
LAで頑張る看護師の卵たちの"つぶやき"

アメリカ看護師資格取得 「天使の街で天使のお仕事」

天使の街、ここLos Angelesより看護師資格取得に関する情報提供をします。夢を持ってやりがいのあるお仕事に就きたいと願うあなたにとって役立つ情報となるよう私も負けない情熱を持ってコラムの執筆に挑戦します。

2015年 1月 23日更新

第32回 : 教えてQ&A ~アメリカ医療現場から~

日本とアメリカの医療現場の違いについて、アメリカ看護代表・星宣子がお答えします。

Q...
日本では、入院・退院・薬が変わったタイミングで、薬剤師が患者さんに説明しますが、アメリカの一般的な総合病院では、薬や食事の内容について、誰がどのタイミングで説明するのでしょうか。
A...

星宣子(以下:星): 役割担当は日本とほぼ同じです。まずIDT (Interdisciplinary Team患者を医療的にケアする専門家達)が患者にアプローチし、看護師が主に医師の指示に沿って、薬を与えます。一方で医師も看護師や薬剤師、栄養士の勧めに応じて、適切な投薬や食事を患者に与えます。日本と比べて、医師が患者と接する時間は少なく、医師から薬剤師や栄養士に連絡がいかない 限り、個別での指導は行うことはありません。在院日数が極端に少ないので、入院から退院までの指導や説明は、正看護師(RN-Registered Nurse)が行っていることが多いです。

また新しい薬を使う時は、薬剤師が患者のもとを訪れ説明します。薬の変更時は、医師または薬剤師が説明するよう薬事法で決められているからです。

そして食事は、一般的に入院時とメニューが変わった時点で、栄養士が患者に説明しますが、日本よりも患者が選べる食事の種類が多いので、必ずしも栄養士が説明するとは限りません。患者が選んだメニューに対して、多すぎる物は抜き、足りない場合は追加するなどのアセスメントを行います。

Q...
日本では、点滴を取り替える際にマスクと手袋を着けて行っていますが、アメリカではどうですか?着けている場合と着けていない場合の理由はありますか?
A...

星:基本的にアメリカでは、マスクや手袋が必要であると判断した状況に応じて、着けることが要求されます。

マスクは、感染性呼吸器疾患(Respiratory Infectious Disease)を持つ患者でない限り着けません。しかしながら、ICU患者、免疫機能疾患患者を守るために必要な場合や 、医療者側に問題がある場合など、特異な状況のみ使用しています。つまりアメリカでは、 マスクを着けるという行為は、スタッフが感染源を持っている印象を与える可能性があるのです。

一方で、手袋の着用は、安全と感染管理の上で必須になっているため、点滴の場合も担当者は手袋を着けます。

ですから感染予防としてのマスクと手袋着用は、日本と同じと言えるでしょう。

Q...
日本では患者の体を拭く際、温かいおしぼりで拭きますが、アメリカではどうですか?
A...

星:近年では、使い捨てのタオルなどの使用が目立ちます。老人ホームでは、日本と同様に准看護助手(Certified Nursing Assistant)が担当し、ベッドから起き上がれずシャワーを浴びることができない患者には、ぬるま湯と石鹸で清拭し、その後にタオルで身体を拭きます。

医療施設によって、コストとケアの考え方が異なり、日本のような手厚い清拭を行う 施設は少ないと思います。私の経験上でも、実習先で見たことがありません。 これはお風呂に浸かる文化がないことや、気候、医療システムの違いなどが影響しているように感じます。

保温性の高い使い捨てのウエットティッシュ(大判)で簡易に済ませる場合や、 容器にボディソープを混ぜたぬるめのお湯を張り、タオルで清拭を行うところもありました。 基本的に看護師は清拭を行わないため、清拭の基本例は記載されているものの、トレーニングは受けていませんし、スタッフによって異なるというのが大きな違いなのではないでしょうか。 また基本的にRNは清拭はしません。

Q...
アメリカの看護師の勤務体制は、シフト制ですか?その場合、1日に何時間労働でしょうか?また労働時間は法律的には、どのように制定されているのでしょうか?
A...

星:看護師の勤務体制はシフト制で、RNは基本12時間(2交代)で、4時間ごとに必ず30分の休憩をとるよう厳しく定められてます。また8時間シフトの場合は、7am~3pm(朝)、3pm~11pm(昼)、11pm~7am(夜)のローテーション制です。

病院によっては、12時間シフト(最大勤務数は4日)を取り入れている場合もあり、その場合は7am~7pmと、7pm~7amです。勤務時間が8時間を超過した場合、以降の時給は1.5倍になり、12時間を超過すると、時給は2倍になります。

また患者の容態によっても勤務体制は変わります。例えばICU(集中治療室)の場合は、1対1です。内科・外科の場合は、朝であれば平均患者数4名、昼と夜は4名以上です。そして老人ホームでは、1名の看護師につき患者15~30名です。つまり患者1人が複数の看護師によってケアを受ける平均時間は、1日3.2時間となります。

医療機関によって異なりますが、フルタイムの基本シフトは以下のようになっています。

  • RN(正看護師) ... 1日12時間(週3日)
  • LVN(Licensed Vocational Nurses准看護師) ... 1日8時間(週5日)
Q...
昼勤と夜勤で、人数や仕事の違いはありますか?また看護師1人につき、平均で何人患者を受け持ちますか?
A...
受け持ち人数

RNの場合、昼間は1人につき7人の患者を、そして 夜間は6人が基準となっていますが、重症度や病院によっても現状は違い、なかには1人で12人を受け持つところもあるようです。日本は、月の労働時間で決まっているのに対し(日勤の看護師数、夜勤の看護師数が決められている)、アメリカは“any given time”の法則で、患者に対しての看護師の比率がきちんと決められており、この比率に基づいて各シフトの必要看護師数が算出されています。

オンコールナース

基本的に日本には、オンコールナース(欠員や出た際、電話一本で対応できる看護師)がいないため、欠員が出た時は他の人へ負担がかかるのですが、アメリカでは病棟の患者数が超過したり、患者の重症度が高い場合、このオンコールナースが病棟で働くこともあります。

雇用形式

フルタイム以外の雇用形式では、日本にはパートや夜勤ナースがいますが、アメリカはパート、Per diem(日割り)、レジストリー(派遣)、トラベルナースなど多様です。そして日本では残業がありますが、アメリカはほとんどありません。

有給

有給は、日本は1週間から10日、アメリカは3〜4週間が平均です。UCLAの場合、有給3週間、祝日13日、病気休暇は1年に12日もあります。日本には月に8回ほどの夜勤ローテーションがありますが、アメリカは基本的に日勤スタッフは日勤のみ夜勤は夜勤のみと決まっています。

患者の平均入院日数

日本の患者平均入院日数が31.2日に対して、アメリカは4.5日。病棟の仕組みは、上からユニットディレクター(看護師長)→チャージナース(リーダーナース)→フロアナースRN→LVN→CNAとなっています。その他、ナースエデュケーター、CNS(クリニカルナーススペシャリスト)がいます。

施設によって配置されるスタッフの割合は異なるほか、夜勤は日勤に比べ、スタッフの数は減らされます。また患者の重症度や病棟によって、受け持ち患者の割合に変動はありますが、カリフォルニア州では、ほとんどの病院で看護師1人に対して5人まで、と定めている傾向があります。

2015年 1月 23日更新

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体験談
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Columnist's Profile

Education AdvisorNoriko Hoshi(America Kango)

栃木県、宇都宮市出身。バスケットボールで名門校主将として全国高等学校総合大会(インターハイ)出場。特別待遇生として体育学部体育学科を卒業。全日本大学バスケ(インカレ)バスケットボール選手として引退後、栃木県公立教職員として約10年小学校勤務。その後、ニューヨーク育英学園 (ニュージャージー州) では、日本人学校に通う子ども達、アメリカ現地校に通う子ども達の担任として8年間勤務。その際、アフタープログラムやスキー、サマーキャンプ等の数々のプログラムに参加する子ども達の普段の学校生活では見ることの出来ない成長ぶりを実感する。40歳にして、子どもを授かりたいと願い韓国へ不妊治療へ。1ヶ月後、妊娠が判明し2009年にロサンゼルスへ引越し。

出産後、日本語学園協同システムに勤務、アメリカの特別老後施設で働く看護師に出会い、看護師専門学校で Designated School Officer(留学生の入学許可証I-20に正式署名できる職員)、カウンセラーとして2年間従事した後、Education Adviserとして現職に就いている。現在も「教育の現場」を忘れぬよう日本語教員としても活躍しながら、現場で経験した喜怒哀楽と持ち前の体育会系のポジティブさを活かし、各国から渡米してくる留学生達へ的確なアドバイスと正確な情報提供を心掛けている。

America Kango

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